刺激を与えると嫌な臭いを出すカメムシですが、
もしも干していた洗濯物や布団についているのを見かけたら、
考えただけでもぞっとしますよね。
上手く取り除くことができて一安心したとしても、
卵を産み付けられていた、
そんな恐ろしい経験はありませんか。
日本全国に生息するといわれている迷惑なカメムシですが、
産卵の時期や活動している時期についてはご存知ですか。
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カメムシ産卵と孵化の時期はいつ?期間はどれくらい?
カメムシは4月から5月の繁殖期の後の、
5月下旬から8月ににかけてが産卵時期といわれています。
卵は夏前になると孵化します。
孵化の期間は1週間から10日程度といわれています。
カメムシの主な活動時期は?いつからいつまで?
カメムシは冬眠して越冬します。
いつが活動時期かといいますと、
越冬から覚めて冬眠に入るまでの期間となります。
カメムシは、
秋から冬の時期、
気温が低くなってくると冬眠して越冬し、
産卵時期を待ちます。
そして春になって暖かくなると
繁殖期となり活動をはじめるのです。
越冬する場所は、
木の隙間や石の下などですが、
隙間から暖かい家の中に侵入して屋内でも越冬します。
屋内では、
押し入れやクローゼットの隅などに潜り込むそうです。
カメムシは、
各地域によって主に生息している種類は異なります。
日本のほぼ全土に生息するクサギカメムシは、
気温が下がってくると
越冬する為に山間部周辺の家屋に飛来します。
家屋周辺で見られる時期は、
4月と9月です。
北海道や東北北部では、
スコットカメムシが家屋に飛来します。
家屋周辺で見られる時期は、
5月と10月~12月です。
北海道ではカメムシの屋内での生息数が
他の地域に比べ多いとのことです。
マルカメムシは、
北海道以外の日本各地で生息しており、
山間部よりも都市郊外での家屋への飛来が多いそうです。
家屋周辺で見られる時期は、
4月と10月です。
春と秋には
飛来してくるカメムシに注意が必要となるようです。
室内に入り込んだカメムシが活動する時間帯は、
夜間です。
夜行性なので、
夜になって電気をつけると電気周辺を飛び回ります。
一体いつの間に室内へ侵入したのかと、
驚きながらも不快な気分になってしまいます。
カメムシは暖かい場所を好むので、
日当たりのよい壁や網戸などからの侵入に注意が必要です。
そして、
集まったカメムシが屋内へ侵入してこないように、
家の隙間を塞ぐことが大切です。
とはいえ、
ドアの開閉や、小さな隙間などを塞ぐことなど、
なかなか実行するのは難しいのが現状だと思います。
カメムシの産卵の場所は?孵化の日数は?
カメムシは植物の葉の裏に卵を産みつけます。
外に干した洗濯物や布団を産卵場所にすることもあります。
産卵から孵化までの日数は、
1週間から10日程度と言われていますが、
カメムシの種類によって卵の数も異なってきます。
数の少ない種類ですと一度に10個程度で、
多い種類ですと100個以上といわれています。