お弁当に、サラダに、煮卵、おでん・・・、と
いつも大活躍のゆで卵。
毎日のように作る、そして食べるという人も多いのではないでしょうか。
いつも作るのに、殻がきれいに剥ける日とうまくいかない日があったりしませんか?
「ためしてガッテン」といったテレビ番組やネットにも、
ゆで卵を綺麗に剥く方法はたくさん紹介されています。
そんなたくさんある裏ワザで簡単なものをご紹介していきます。
簡単、綺麗に出来る!ゆで卵のむき方 コップやタッパーを使う!?
ゆで卵をつるんっとむく方法にコップを使った方法があります。
ガラスのコップにゆで卵を入れたら、
その中に卵がかぶるくらいの水を注ぎます。
そして、コップを手で蓋をして10秒ほど振ります。
こうすると細かくヒビが入るので、つるんっとむくことができます。
同様に、タッパーでも応用できます。
ゆで卵が一つの時はコップで、
何個かむく必要があるときは、タッパーでやるといいですね。
卵の数に合わせてタッパーを用意します。
卵に対して大きすぎないものの方が良いです。
タッパーに卵を入れたら、
タッパーの1/3くらいの量の水を入れ、
横方向に10秒ほど振ります。
タッパーを使うと料理に何個もゆで卵を使いたい時もとっても楽ですね!
ただし、半熟卵などは割れる可能性もあるので、注意が必要です。
道具いらず!息を吹きかける!転がす方法で綺麗なゆで卵の殻のむき方!
続いては、ほとんど道具も使わずに綺麗に剥ける方法です。
それは、息を吹きかけるだけ、というものです。
魔法みたいですね!
卵の上下の部分を1センチほど剥きます。
そして、尖ってる方のむいた穴から息を吹きかけます。
そうすると逆側からするっと剥けます。
吹きかける程度によっては勢いよく出てくるので、
キャッチの準備を忘れずに!
殻と白身の間に空気が抜けていくことで、簡単にむけるという仕組みです。
自分で食べるのなら構いませんが、
料理として出すには衛生的に心配です。
食べる方も、普通はいい気はしませんよね。
そんな人には、似た論理で穴から水道水を掛ける、
という方法もあります。
流水で息と同じく殻と白身の間に隙間をつくることで、
卵を剥きやすくします。
他にも、まな板といった台の上で転がし、
全体的にまんべんなくヒビを入れることで、
剥きやすくする方法もあります。
コツは、少し手のひらで押すようにしながらコロコロすることです。
これなら、平らで硬い台があれば良いので、
道具も必要なく、衛生的にも安心ですね。
ゆでる前のひと工夫!スプーンでひびを入れる?ゆで卵が綺麗にむける!
ここまでは、ゆで卵にしてからの剥き方を紹介してきました。
茹でる前にひと手間加えることで、
殻をむきやすくする方法があります。
それは、卵のおしりの部分(尖っていない方)を、
スプーンなどで叩いて、
ヒビを入れるのです。
このおしりの部分には、空気のある気室というのがあります。
薄皮と殻の間に空気があるので、
ここにヒビを入れても、白身がでてきてしまうことはありません。
ゆで卵の殻が剥きにくくなるのは、
二酸化炭素が膨張することで殻にくっついてしまうためです。
気室の部分にヒビを入れることで、
原因となる二酸化炭素が出ていくために剥きやすくなる、
というわけです。
ゆで上げたら、冷水に取ります。
二酸化炭素は白身が飛び出したり、
白身をぼそぼそさせる原因でもあったので、
これらも解消してくれます。
また、新鮮な卵よりも賞味期限が近づいたものの方がおいしく、
且つむきやすいゆで卵が作れますよ。