栄養的にも、ダイエットにも、料理のちょい足しとしても便利な乾燥えのき茸。
作り方は簡単で細かく割いて、2日間天日干しするだけです。
曇り空の場合は雨が当たらないように2時間天日干しした後、7,8分フライパンでから炒りして水分を飛ばしたら完成です。驚くほど簡単にできてしまいます。
干ししいたけ同様の調理ができますし、冷凍しておけば長期保存も可能です。
これからご紹介する乾燥えのき茸の魅力を知ったら、もう普通のえのきは食べられなくなりますよ!
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えのき茸は干す事で効果が倍増する!ダイエットにも効果あり
干して水分の抜けたエノキは細胞膜が破れて中の成分が多く出ます。
この成分がキノコキトサンと言われるもので、きのこの中でも特にえのきに多く含まれています。
キノコキトサンは食べた脂肪に吸着し体外に排出してくれる働きがあるので体内への吸収を抑えます。
これがダイエットにも効果があると言われる理由です。
内臓脂肪減少の効果もあり、高血圧・動脈硬化・メタボ改善にも一役買ってくれます。
その他に干すだけで以下の成分が飛躍的に上がります。
- えのきのうまみ成分グアニル酸が12倍。
- 便秘解消に役立つ食物繊維が10倍。
- 骨粗しょう症予防のビタミンDが2倍。
良い事ずくめの乾燥えのき。もう干さない理由はないですね。
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すぐできる乾燥えのきの使い方や食べ方!
乾燥えのきは水に戻す必要がないのでそのまま歯ごたえを楽しみながらおいしく食べられます。
お酒のおつまみに良いですね。
調理の際は普段のえのきと同じようにお使いになれます。
焼いたり揚げたりパスタ・お味噌汁など入れたりとレシピは無限です。
一度試してもらいたいのが乾燥えのきパウダー。
言葉の通り乾燥させたえのきをミキサーで粉々に砕いてパウダー状にしたものです。
パウダー状にすることにより、より手軽にえのきの有効成分を摂取できるようになるのです。
おすすめの使い方はご飯と一緒に炊く、お味噌汁の出汁代わりとして使う、お湯に溶かして乾燥えのき茶を楽しむ。
このように、ぜひ日常生活に乾燥えのきを取り入れてみてください。
簡単にできる乾燥えのき茶の作り方
乾燥えのき茶の作り方はいたって簡単です。
95度のお湯を入れたポットの中に、刻んだ乾燥えのきを入れて30分ほど置いておけば完成です。
目安の容量は乾燥えのき5gに対しお湯300~400L。ポットがない方は水筒で代用してください。
ミキサーでパウダー状にすればもっと手軽にお茶が飲めます。
健康とダイエットの為にたくさん飲みたいものですが、人によっては飲みすぎるのも注意が必要です。
えのきにはカリウムが含まれているので高カリウム血症や腎機能が低下している方は注意が必要なので、控えてください。
腎臓に負担がかかり不整脈につながります。
また、食物繊維も多いので過敏性大腸炎などの方も控えてください。
目安の1日の摂取量としては5g程です。
健康の方はこれと言った副作用はないのでどんどん日常生活に活用していきましょう!