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ロコモティブの原因は?判断チェックリスト!予防対策は?

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厚生労働省では、元から国民の健康づくりの取り組みを行っていましたが、2013年に子供から高齢者を対象とした新身体活動指針「アクティブガイド」を発表しました。
内容には、ロコモティブ・認知症が含まれ、高齢者における日常における身体活動や運動の重要性を明確にしています。そこでいうロコモティブとは一体何でしょうか?またどんな人がロコモティブなのか、予防対策にはどのようなものがあるのかをご紹介します。

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目次

ロコモティブとは、何が原因なの?

ロコモティブとは、正式名称をロコモティブシンドローム、略称で「ロコモティブ」「ロコモ」と言い加齢により骨や関節、筋肉、靭帯、神経などの運動器が衰えることで、和名では運動器症候群と呼ばれます。症状としては、運動器が衰え障害が起こり、立つことや歩くことなどの動作が難しくなり、活動力が低下して寝たきりになる危険が高くなってしまいます。

原因は大きく分けると、加齢による運動機能低下や運動器自体の疾患です。
・運動機能低下・・・筋力、持久力、反応時間、バランス能力の低下により、簡単に転ぶやすくなったり、精神的に閉じこもりがちになります。
・運動器自体の疾患・・・変形性関節症、骨粗鬆症に伴う円背、脊椎の変形、関節リウマチ、脊柱管狭窄症などによってバランス能力や移動能力が低下します。

ロコモティブの判断チェックは?チェックリストを教えて?

ロコモティブは、変形性関節症と骨粗鬆症だけで、約4,700万人の患者がいる国民病とも言えます。まずは、自分がロコモティブかどうかをチェックリストで確認しましょう。
①片足立ちで靴下が履けない
②家の中でつまずいたり、滑ることがある
③階段を上るときに手すりが必要である
④家のやや重い仕事が困難である
⑤2kg程度の買い物をして、持ち帰るのが困難である
⑥15分位続けて歩くことができない
⑦横断歩道を青信号で渡り切れない
これらの7つの項目で、1つでも該当するとロコモティブの心配があるので、進行を抑制するトレーニングを始めましょう。高齢者になる前からでも、日常的にバランスの良い食事や予防体操などを行うことも必要です。

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ロコモティブの予防対策は?

高齢者は特にロコモティブに対する予防や対策が必要です。
予防対策には、次の予防体操を行いましょう。
①と②を中心に、余裕のある方は③④もできるところまで行うと良いですよ。
①片足立ち・・・床につかない程度で片足を上げます。転倒しないように、つかまるものがある場所で行います。左右1分間ずつ、1日:3回。
②スクワット・・・肩幅より少し広めに足を広げ、つま先より膝が出ないように腰を後ろに落とします。膝は90度以上曲げません。5~6回を1日:3回、スクワットができない人は、椅子から机に手をついて立ち上がる・座るを繰り返します。
③かかと上げ・・・両足で立って、かかとを上げ・下げを繰り返します。10~20回を1日:3回
④フロントランジ・・・腰に手を当て、片足をゆっくり大きく前に踏み出し、太ももが水平になるまで腰を落とします。腰を上げ踏み出した足を元にもどします。片方ずつこれを繰り返します。5~10回を1日3回。
食事によるロコモティブ対策も必要です。
偏った栄養の食事メニューでは栄養不足になり、骨や筋肉の量が減ってしまいます。炭水化物・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラルという5大栄養素が含まれる食事を摂るよう心掛けましょう。

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