脂漏性皮膚炎は、顔や頭皮または、人によっては体の色々な場所に発症します。
その中でも一番悩むのは、顔に発症した場合だと思います。
発症した顔を鏡で見た時のショック!がっかりして人前に出るのが嫌になります。
脂漏性皮膚炎の予防や対策のため、効果のある洗顔をしてみませんか?
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脂漏性皮膚炎は、どんな症状なの?
脂漏性皮膚炎は、皮脂分泌量の過剰分泌により、皮膚の常在菌のマラセチア真菌が皮膚上で異常繁殖して、炎症を引き起こしたものと言われています。
顔や頭部などに多く発症しますが、今回は顔中心に考えたいと思います。
顔に発症する場合は、額、髪の生え際、頬、鼻の周り、口周り、顎などに赤み、べたつき、
ブツブツができ、ボロッと皮が剥けることもあります。
痒さや痛みの程度は、個人差があるようです。
また一般的に皮膚科の診断を受けると、ステロイド外用薬や抗真菌薬が使用されます。
その他に日常生活では、洗顔などに注意を払い正しいケアを行うことが必要です。
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脂漏性皮膚炎に効果のある洗顔料は、どういうものがあるの?
脂漏性皮膚炎はアラセチア真菌というカビの一種が、炎症を起こしているのが原因なので、刺激の強い洗顔料を使用してはいけません。
洗顔料には、固形洗顔石鹸、洗顔フォーム、ジェルタイプ、パウダータイプ、泡タイプ、スクラブタイプ、泡立たないタイプなどがあります。
効果のある洗顔料は、抗真菌作用があり炎症を抑える、肌に対して刺激が少ない、あまりこすらずに済み皮膚が剥がれないなどの性能があるものを選びましょう。
ただし脂漏性皮膚炎は、アラセチア真菌だけが原因ではないので、個人によっては効果が少ない、一時的に良くなっても再発することがあるなど、完治が難しい皮膚炎でもあります。
皮膚炎の場合は、すぐに効果が現れるということが少ないので、じっくりと向き合いましょう。
脂漏性皮膚炎に、効果的な洗顔方法を教えて?
脂漏性皮膚炎になった場合の基本的な治療法は、皮膚科を受診して適切な治療をすることです。
しかし治療と並行してのケアや予防のためには、日常の洗顔も重要です。
洗顔不足やすすぎ不足により、脂漏性皮膚炎を起こしやすくなる場合もあります。
効果的な洗顔方法は、
・脂漏性皮膚炎に適している洗顔料を選んで使用します。毎回洗顔料を使用するのではなく、回数を仮に1日1回というように決めて洗顔してみましょう。
・洗顔回数は、朝と夜の2回が多いようです。
しかし、肌が剥がれるなどの症状がでたら、洗顔を控えた方が良いと思います。
・体温よりも低い30度程度のぬるま湯で洗うのが良いでしょう。
・たっぷり泡を立て肌をこすらないようにつけ、すすぎ残しのないように気をつけます。
・肌をごしごし洗うのは厳禁です。
などが基本となります。
また洗顔料を使用した場合は、1週間程度で皮膚の状態をチェックしてみましょう。
以前よりも状態が悪くなった場合は、すぐに使用している洗顔料の使用をやめましょう。
洗顔料を使用しないで、ぬるま湯だけで洗顔して様子を見ましょう。
脂漏性皮膚炎は、個人差があるので他人に効果があったからといって、自分に効果があるとは限りません。
いろいろ試すことにより、自分に合う洗顔が見えてくると思います。