古くから日本人の食生活に関わるものとして、お茶は馴染みの深いものですね。
現在では、コンビニなどでペットボトルに入ったお茶が数多く市販されているので、いつでも手軽に飲める飲料水としても人気があります。
そのお茶の中でも、特に体にいいと言われるお茶をピックアップしましたので、ランキング形式でご紹介します。
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お茶とは?どんな種類があるの
日本で生産されるお茶はほとんどが緑茶で、多く飲まれているお茶の種類には、主に次のお茶があります。
・煎茶・・・日本で一番飲まれているお茶です。
新鮮な状態の葉を熱処理して、酸化酵素の働きを止めた不発酵茶です。
生産量も全茶の約6割を占めています。
・ほうじ茶・・・煎茶、番茶、茎茶を強火でキツネ色になるまで炒ることで、独特の香ばしさと味わいを引き出します。
・玄米茶・・・水に浸して蒸した米を炒って、番茶や煎茶と同量の割合で混ぜたお茶です。
米を炒った香ばしさとさっぱりした味わいが人気です。
番茶や煎茶の量が少なくなるので、カフェインも少なくなり、小さなお子様も安心して飲めます。
・番茶・・・主流のお茶と摘採時期などが異なっているお茶です。
遅く摘み取ったお茶や、主産地以外で生産され、地元を中心として消費するものもあります。
・麦茶・・・殻の付いたまま大麦の種子を焙煎したお茶で、一般のお茶のようにカフェインが含まれていないノンカフェインなので、幼児や寝る前に飲むことができます。
夏に水出しして冷やした麦茶などがとても人気です。
これらは代表的なお茶ですが、この他に紅茶、ウーロン茶、ハーブティ、ゴボウ茶、中国茶などがあります。
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体にいいお茶とは、どんなお茶?
緑茶の成分には、メリットとして次の効能があります。
これらが多いものを選びましょう。
・カテキンが豊富・・・ポリフェノールの一種であるカテキンが、細胞のガン化を予防または抑制するという研究結果があります。
・ビタミンCが豊富・・・1日5杯飲むことで、1日の必要摂取量が確保できます。
張りのある素肌作りには欠かせないビタミンCが豊富なのは、女性の味方と言えるでしょう。
・ノンカロリー・・・お茶には砂糖を入れないのでノンカロリーで、油っぽいものを食べてもタンニンが脂肪を分解する酵素の働きを高めます。
ダイエット向きの飲み物です。
・漢方として利用・・・お茶に含まれているタンニンが、胃腸の働きや腸のぜんどう運動を盛んにして便秘の解消へ強い味方になります。
この他にも多くのメリットがありますが、過度に飲むことで成分に含まれるカフェインやタンニン、シュウ酸などが神経過敏、睡眠障害、胃腸障害、尿路結石の原因になる恐れがあるので、程よい量を飲むようにしてくださいね。
体にいいお茶のおすすめランキングは?
順位によって極端な差はありませんが、身体にいいおすすめランキングは次のとおりです。
・第1位:緑茶・・・カテキンが抗菌、抗ウイルス、消臭、抗酸化の効能があります。
またお茶の中ではカフェインが1杯当たり約25mgなので、デメリットは少ないと言えます。
・第2位:麦茶・・・カフェインはゼロです。
体温を下げ、血流を改善する効果があります。
虫歯や歯周病予防にも効果があります。
・第3位: ウーロン茶・・・カフェインが1杯当たり約37mg。
ウーロン茶重合ポリフェノールが含まれ、脂肪の吸収を抑え脂肪分解を促進します。
ダイエットに良いお茶です。
・第4位:紅茶・・・カフェインが1杯当たり約42mg。
利尿作用や脂肪燃焼作用があります。
精神を安定させる効果もあり、リラックスしたいときに飲むと良いです。
・第5位:ハーブティ・・・カフェインはゼロです。
香りが良くストレスを感じる時に飲むとリラックス効果があります。
女性ではジャスミンティが人気があります。
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