現在世界中で、テレワークやWEB会議が話題となり、日本でも採用している会社が増えてきました。
そのWEB会議アプリの中でも、「zoom」というアプリが、使いやすいという評価を得ているようです。
今回は、数多くあるWEB会議アプリの中から「zoom」に焦点をあて、基礎的な情報をご紹介します。
どんなことができるのか、参考にしてくださいね。
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zoomとは?どんなことができるの?
Zoomとは、米国のZoomビデオコミュニケーションズが開発したWEB会議を無料・有料でできるアプリです。
WEB会議なので、自宅や外出先、旅行先など会社以外からでも参加できます。
当然会社内でも会議室などに集合することなく、会議を行うことができます。
必要なのは、ウェブカメラやマイク、スピーカーとパソコンやスマホなどの通信機器ですが、現在はカメラなどが内蔵されているものも多いので、自分の持っている通信機器にzoomをダウンロードすることでOKです。
また、zoomは主に次のことができます。
・web会議・・・zoomミーティングでは最大1000人が同じ会議に参加でき、最大49のビデオ画面を表示できます。
・スケジュール管理・・・カレンダーと同期させることで、参加者への事前通知やスケジュール管理が楽になります。
・会議録・・・有料プランであれば、会議内容を記録できます。
・ブレイクアウトルーム・・・会議中に個別に設定した別の会議に参加することができます。
一時的にチームごとで、話し合う必要があるときに便利です。
・チャット・・・lineの会話のように、テキストメッセージで会話できるチャット機能があります。
zoomの使い方の流れを教えて?
例えばパソコンで、無料版を使う場合は次のようになります。
①ダウンロード・・・zoomのサイト(https://zoom.us/)から、
ダウンロードページ(https://zoom.us/download)へ飛び、「ミーティング用Zoomクライアント」をダウンロードします。
②アカウント作成・・・zoomを起動して開いたら、「サインイン」をクリックします。
メール・パスワードを入力するか、グーグルまたはフェイスブックでサインインする方法もあります。
③会議を主催・・・zoomにサインインして開き、メニューアイコンの中から「新規ミーティング」、「スケジュール」の順にクリックします。
④会議を設定・・・表示された画面で「会議名」「開始日時」「会議予定時間」を設定します。
設定した会議に対してID(例えばhttps://zoom.us/j/00232など)が作成されるので、参加してほしい人にメールやチャットなどで通知します。
これで招待完了です。
⑤会議に参加する場合・・・参加するだけの場合は、①~④の作業は必要ありません。
招待されたときのメールなどにあるIDをクリックするだけで、自動的にzoomが開き会議に参加できます。
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zoomの料金プランは?有料・無料の違いは?
料金プランは4つあるので、主な内容で違いを比較してくださいね。
・無料(基本)・・・無料。
参加者は100人まで、時間は40分以内/回。
パソコンでのみローカル記録可能。
・プロ・・・2,000円/月/ホスト。
参加者は100人まで、時間は24時間/回。
パソコン以外にもクラウド上に1GBの記録可能。
・ビジネス・・・2,700円/月/ホスト。
参加者は300人まで、時間は無制限。
パソコン以外にもクラウド上に1GBの記録可能。
・企業・・・2,700円/月/ホスト。
参加者は1,000人まで、時間は無制限。
パソコン以外にもクラウド上に無制限の記録可能。
企業プランのみ、使用についてはzoom会社営業部に問い合わせが必要です。
zoomのビデオ会議での機能を教えて?
ビデオ会議の中で、比較的よく使う機能には次のものがあります。
・画面共有・・・会議参加者のパソコンなどに表示されている個人資料などの画面を、全員で共有してみることができます。
・ホワイトボード・・・画面上のホワイトボードで、作図した絵や図を書くことができます。
言葉で説明しづらいことを、絵を書いて説明することで、わかりやすくなることがありますよね。
・背景変更・・・ビデオ会議で、散らかっている部屋や見られたくない背景をバーチャル背景に変更することができます。
バーチャル背景で、退屈な会議もちょっと楽しくなるかもしれませんよ。
zoomのメリット・デメリットは?
主なメリット・デメリットには次のものがあります。
メリット
・パソコン、スマホ、タブレットなど多くのデバイスを利用できます。
・カレンダーなどと同調させるので、会議を主催することや参加することが簡単です。
・zoomをインストールしていなくても、参加通知を受け取るだけでも会議に参加できます。
・スマホ通信量がzoomは約300MB/時、Skypeは約2GB/時と他のアプリとの違いは通信量が少ないことです。
そのため、安定した動作で利用できます。
・どの端末からでも、色々な画面共有ができるので、わかりやすく会議を進めることができます。
・会議内容を記録でき、操作もボタンを押すだけで簡単にできます。
デメリット
・無料プランでは1対1だと時間制限はないが、3人以上になると40分の時間制限があります。
・Skypeでは会議前に事前メッセージを送れるが、Zoomでは送れません。
・会議の中のチャットは出来るが、通話が終了するとそのチャットが確認できません。
・zoomに限ったことではないですが、セキュリティ上情報漏洩に不安があります。
最新のアップデーターを使用しましょう。
zoomのセキュリティの注意点は?
世界中で使用しているZoomですが、セキュリティの注意点はないのでしょうか。
結論から言うと、zoomについては次のセキュリティの注意点を指摘されています。
・zoomの暗号化が万全ではない・・・情報を暗号化するキーを管理しているサーバーの一部が中国に設置され、場合によっては中国政府に情報が流れる危険性がありました。
現在はこの問題は解消したと言われています。
・クライアントソフトの脆弱性・・・チャットの中で、悪意のあるもののハイパーリンクをクリックすると情報を取られたり、任意の実行ファイルが起動することもあるようです。
確かに不特定多数の会議の場合は危険性がありますね。
対応策として、最新の修正プログラムをダウンロードして安全性を確保するようにしなければなりません。
Zoomに限らず、迷惑メールなど本物と見間違うような内容で情報を抜き出そうとする者がいるので、重要な資料などはビデオ会議では公開しないようにする方が良いでしょうね。