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手のひらの水疱の原因は?子どもに多い?ひどい痒みと痒みがない場合

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手のひら

手のひらに突然出来た水疱。
ひょっとして水虫?
とどきっとした方もいるかも知れません。

でも、手のひらの水疱には幾つか種類があり、それぞれ原因や対処法も違ってくるようです。

今回は、そんな手のひらに水疱が出来る皮膚の病気について紹介したいと思います。

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目次

手のひらの水疱・主な原因は?

汗疱(汗疱状湿疹)

手のひらに水疱が出来る病気の一つとして、汗疱(かんぽう)、正式名称「汗疱状湿疹」があります。

手のひらや指、特に指の側面に透明の小さな水疱、水ぶくれが急に現れることが多いようです。
この水疱が破れてしまうと、皮膚がめくれて湿疹となってしまいます。
このような水疱が生じるのは、汗管が詰まり汗が皮膚から排出されずに溜まってしまうためということはわかっていますが、なぜこのような現象が
起こってしまうかについてはまだ原因がはっきりしていません。

食べ物や、歯の治療に使われている金属に対するアレルギーが原因になっているとする説もあるようです。

また、ストレスや自律神経失調症によって症状が悪化するケースも見られています。

手湿疹

手湿疹は手に接触した物の刺激やアレルギーが原因で発症する皮膚の病気です。
手や指の背面、爪の周りなどにかゆみの強い赤い斑点や小さい水疱ができます。

職業や家事で水や洗剤、シャンプーなどを高頻度で使うことで、角層間脂質や天然保湿因子といった保護成分が減ってしまうことが原因で発症します。

白癬(水虫)

足だけではなく、手にも水虫ができることがあります。

一番の原因は、自分の足に出来た水虫から感染してしまうことです。
また、自分は発症していなくても一緒に暮らしている方から移る場合もあります。

白癬菌は湿った環境で繁殖しやすいので、複数の人が使うバスマットは頻繁に洗濯・乾燥させるなど、菌を広がりにくくするようにしましょう。

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手のひらの水疱・子どもに多い!

汗疱は子どもや赤ちゃんに発症する場合が多く見られます。
子どもや赤ちゃんは新陳代謝がよく、とても汗っかきなので汗が溜まりやすいということが一つ。

また、汗疱は免疫力が落ちていると発症しやすいというデータもあり、免疫力が大人より低い子どもやあかちゃんはそれだけ汗疱になりやすいと考えられます。

発症を未然に防ぐためにも、外で遊んで汗をかいた後、そのままの状態で放置せずシャワーを浴びたり濡れタオルで拭き取る、
夜寝ている間にかいた汗を朝ふき取ってあげる、などこまめにケアしてあげましょう。

また、手湿疹も子どものうちから発症することがあります。

日常生活の中で接触する刺激のあるものや、アトピー体質、乾燥肌、アレルギーなどが原因となるので、シャンプーや洗剤を低刺激のものに変えたり、保湿をしっかりするなどケアをしっかりしてあげましょう。症状で見分けがつかないことが多いので、早めに皮膚科に行って適切な処置をしてもらうと良いですね。

手のひらの水疱・ひどいかゆみとかゆみなしの場合も!

このように、見た目は似ているようでも原因や症状が異なる手のひらの水疱。

症状に一つであるかゆみについても、ひどい場合とそうでない場合があります。

アレルギーやアトピーが原因で発症した場合や、水虫の場合は、掻きむしりたくなるようなかゆみを伴うことが多いです。

掻くと症状は悪化してしまうので、早めに皮膚科に相談して適切な飲み薬、塗り薬を処方してもらいましょう。

一方で、汗疱は、小さな水疱の場合はかゆみも伴わず、徐々に吸収されていって最後は表皮が角質としてはがれ落ちます。

初期に少しかゆみを伴う場合も見られますが、他の病気に比べるとかゆみの症状は穏やかなことが多いです。

いかがだったでしょうか。日常生活で一番使う手。水疱が出来てしまうと見た目も気になりますし、何かと不便なことが多いですよね。

早めに皮膚科に行って症状を判断してもらい、対処してもらいましょう!

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