洋服のたたみ方はなんとなく習いますが、
浴衣のたたみ方は案外と教わらず、
シワにならない様な自己流のたたみ方をしてしまいます。
きちんとした浴衣のたたみ方を覚え、
次のシーズンにも浴衣を楽しみましょう。
浴衣のたたみ方やアイロンの掛け方について
ご紹介します。
スポンサーリンク
浴衣のたたみ方、持ち運びは?
浴衣のたたみ方は3種類あり、
・本だたみ
・袖だたみ(簡易だたみ)
・大名だたみ
といった種類があります。
着付けてもらうにあたって、
持ち運びをしなければならない場合に、
出来るだけコンパクトにしたいと思うでしょう。
基本的に浴衣のたたみ方は「本だたみ」で、
縫い目でたたんで袖の幅でたためば
無駄にシワが付く事はありません。
万が一持ち運ぶ場合ですが、
本だたみをした浴衣の中心にタオルを芯にし、
巻いて風呂敷に包んで運べばシワなしで
持ち運ぶ事ができます。
無理にコンパクトにしようとして
小さく縫い目以外のところでたためば
広げた時には織りジワがついてしまいます。
着付けが出来れば問題ないと思うのですが、
それほど難しいものではないので
覚えてみるのもおすすめですよ!
スポンサーリンク
浴衣のたたみ方、簡単なたたみ方と子どもや男性の場合は?
小さなお子さんの浴衣は本だたみではなくても
もっと簡易的な「大名だたみ」で大丈夫です。
細かくたたむことがなく、
シワになりにくいといったメリットがあります。
床に置いて脇にある縫い目で折ってから前身頃を重ね、
袖つけから袖を折りたたみましょう。
着丈の1/3弱ほどのところで折畳んで、
上部を重ねたためばOKです。
男性の浴衣はしっかりと大名だたみで
たたみたいところですが、
面倒くさいけどきちんと畳んでおきたい場合には
「袖たたみ」でもかまいません。
しかし、シーズンが終わる時には
きちんと大名だたみで畳んで収納してください。
浴衣のたたみ方、襟やアイロンは?
浴衣の襟はどうするのか?
畳んでいれば一目瞭然ですがきちんとたたむだけで
特別な方法はありません。
また、浴衣をたたんでしまう前には
水洗いが出来る素材であれば洗濯を行いますが、
そのままだとシワになっていると思います。
大抵は綿やポリエステルといった素材なので
水洗いは出来ますが干す時にシワを伸ばせば
ある程度は伸びる物の気になる事もあります。
アイロンをかけるのが面倒であれば
クリーニングで水洗いで出した方が早いですが、
自身で洗ってアイロンをかけるのも
それほど難しくはありません。
洗って着物用のハンガーにかけて干しますが、
シワが取り易い様に半乾きで取り込んで
アイロンをかけます。
しっかりと乾いてしまったら、
スチームを十分にあてるか霧吹きで全体が
しっとりするくらい濡らしてから伸ばしてください。