春になると引っ越しをする!という人も多いと思います。
「立つ鳥跡を濁さず」ということで、お掃除は念入りにしますよね。
そんなとき、大変なのが水回りのカビ。
頑固なカビには、カビキラーを使うという人も多いことでしょう。
強力なカビキラーには、使用方法を誤ると危険なこともあります。
掃除中のまさかの危険をを回避するために、今回はカビキラーの注意点についてご紹介していきます。
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覚えておきたいカビキラーの使い方 成分と危険性・注意点について!
カビキラーのCMなどでもよく聞く「混ぜるな危険」。
なぜ「混ぜるな危険」なのでしょうか?
それは、カビキラーは塩素系カビ取り剤だからです。
塩素系カビ取り剤の主成分は次亜塩素酸ナトリウムですが、この成分を安定させるためにカビキラーはアルカリ性にしています。
アルカリ性のカビキラーに酸性タイプの別の洗剤などを混ぜると塩素ガスが発生していまいます。
塩素ガスは有毒ガスなので、アルカリ性のカビキラーに酸性タイプを「混ぜるな危険」という訳です。
もちろん、混ぜるだけなく、ふりかけたり、カビキラーを洗い流さずに酸性タイプの製品を使うのも厳禁です。
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押さえておきたいカビキラーの使い方 つけ置きの場合は?
カビキラーを吹き付けてすぐこすってもなかなかカビは落ちないものです。
製品自体には数分置く、ひどいカビには数十分置く、と書かれているようです。
基本的にはこのやり方で大丈夫です。
ところが、頑固なカビやタイルの目地のカビなどは、数十分ではやっつけられないという話も聞きます。
そんな場合には、落としたいカビの表面的な汚れをお風呂用洗剤などで落としておきます。
表面をきれいにしたら、乾燥させます。
乾燥したらカビキラーを吹き付けたら、密閉するようにラップやキッチンペーパーを貼りつけます。
その状態で6時間程度放置してから、水で洗い流すときれいになりますよ。
ただし、長い時間置くので換気には十分注意してくださいね!
実は、カビキラーには電動スプレータイプがあります。
つけ置き時間は、普通のカビキラーと同じで問題ありません。
ですが、電動スプレーは一度で出る量が通常のものより多いので、その点には注意が必要です。
カビキラー、アルコール除菌、カビハイターの違い
カビキラーにおいては、通常のカビキラーの他にも「カビキラー アルコール除菌」という製品もあります。
また、カビキラーの他にもカビに対応した製品として「カビハイター」などもありますね!
これらの違いは一体何なのでしょうか?
まず、「カビキラー アルコール除菌」についてみていきましょう。
アルコール除菌の中にも、さらに「キッチン用」と「食卓用」があります。
この二つには成分等には違いがないようですが、
「キッチン用」は台ふきやまな板などのキッチン製品を除菌を簡単にできます。
高濃度アルコールですが、成分は発酵エタノール、クエン酸ナトリウム、乳酸、精製水と食品・食品添加物100%なので、食器にかかっても大丈夫です。
「アルコール除菌 食卓用」は、「キッチン用」と同様に食品に使える成分である発酵エタノール、クエン酸ナトリウム、グリセリン脂肪酸ナトリウム、精製水でできています。
キッチン用の方が広範囲を除菌するのに向いているので場面によって使い分けるのがおすすめです。
カビキラー以外にもアルコール除菌の製品は多数ありますが、基本的にはどれも用途や使い方にはあまり違いはないようです。
カビキラーが、カビの分解と除菌作用があるのに対し、アルコール除菌は除菌に特化していると言えます。
続いて、カビキラーとカビハイターを比較してみましょう。
成分には多少の違いはありますが、効果や用途、使い方には大きな違いはありません。
どちらもアルカリ性で塩素系なので、「混ぜるな危険」の条件には当てはまりません。
ですから混ぜても別段問題はないとは思いますが、ほとんど同じ成分のふたつの製品をあえて混ぜる理由がありませんし、混ぜないほうが良いと思いますので、もしやるのであれば自己責任でおねがいします。
付け替え用などを使用する場合は、一応きちんと水洗いしてから使う方が良いでしょう。
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