「にんにく注射」。
名前は知っているけれど、実際どんなものなのかは知らない、という方も多いのではと思います。
にんにくエキスを注射するなんて、何だかとっても効き目がありそうだけど…、実はにんにく注射にはにんにくのエキスが
入っているのではないのです。
それでは、どんな成分が入っていてどんな効果があるのでしょうか?
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にんにく注射の成分と効果とは?持続期間は?
にんにく注射とは、ビタミンB1を主成分とした静脈注射で、このビタミンB1の中に含まれている硫化アリルがにんにくに似た臭いがすることからこのように呼ばれています。
ビタミンB1は、筋肉に溜まった疲労物質である「乳酸」を取り除いてくれるので、疲労やだるさの回復に速効性があります。
また、血行を良くし新陳代謝を高める働きもあるので、冷え性の改善やなかなか治らない風邪にも効果的です。
にんにく注射の持続期間は、個人差はありますが一般的には3日前後と言われています。効き目が長い人で1週間ぐらいになります。
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にんにく注射の副作用は?後遺症は?
こんなに効き目のあるにんにく注射、副作用や後遺症がないのか心配になりますよね。
にんにく注射の主成分はビタミンB1なので、必要以上摂取してしまった場合でも人間の身体の作用によって、いらない分は体外に排出されるようになっています。
ですので、深刻な健康被害につながるような副作用、後遺症の心配はないと言われています。
ただし注射した後しばらくは、その名前の由来ともなっているにんにく臭が残ってしまうことがあるようです。
にんにくの臭いが苦手な方や、周囲に匂うことが気になる方は、その点を留意しておきましょう。
にんにく注射と点滴との違いは?
にんにく注射と同じようにビタミンを注入する方法として「ビタミン点滴」がありますが、この二つは何が違うのでしょうか?
にんにく注射は1種類のビタミンを1回ずつ注射しますが、ビタミン点滴の場合は成分が違う複数のビタミンを1回で注入できます。
注入する量が多い分、点滴の方が時間がかかり値段も少し高めの設定のところが多くなっています。
一般的な相場として、
にんにく注射が2000円~3000円ぐらいに対し、
点滴は3500円~5000円ぐらいかかると考えてよいでしょう。
いかがでしたでしょうか?「にんにく注射」という響きから何だかものすごく強烈なイメージがあった方も、少しハードルが下がったのではないでしょうか。
慢性的な疲労感が抜けない方、風邪をひきやすいという方、ぜひ参考にしてみて下さいね!