乳腺炎は、授乳中の女性によく起こる病気です。
多くの場合、産後6週間以内に起こります。
けれど、授乳した、もしくは授乳中の女性なら
誰でもかかりる可能性のある病気です。
乳腺炎の症状としては、発熱、寒気、身体の痛み
などがあります。
乳腺炎にかかる理由として、
授乳回数が少ない、
急に授乳をやめた、
母親の栄養不良などの場合があります。
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乳腺炎で熱が出たときなどの治し方
乳腺炎の治し方として、
まず、休息、充分な水分、栄養は
絶対に必要です。
乳腺炎にかかったかもしれないと思うときは、
無理をして家事をせずに、
家族に症状を話して休息をとりましょう。
家族がもし援助できない状態にあるなら、
入院も考えたほうがよいです。
また、自分で、もしくは旦那さんに乳房をマッサージしてもらう、
または病院で薬をもらうという治療法もあります。
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キャベツや葛根湯は乳腺炎に効果的?食べ物で気を付けたほうがよいこと
もし乳腺炎にかかったら、
まず自分をいたわってあげてください。
そして、栄養バランスをとれた食事をしましょう。
それでもよくならない、
けれど、赤ちゃんのために
服薬はいや!という方には、
「キャベツ湿布」という民間療法があります。
そもそも乳腺炎とは乳房の内部が炎症を起こしたために
起こる病気です。
キャベツの葉には、人間の身体を冷やす作用があるので、
そのキャベツの葉を乳房に貼りつけて、
炎症を抑えるというものです。
キャベツ湿布の効果はあくまでも民間療法で、
効果は必ずあるというものでもありませんが、
葛根湯という漢方はかなり乳腺炎に効果があります。
これは漢方薬なので、身体には優しいです。
ただし、予防する効果しかありません。
授乳中に何かおかしいと思ったときに、飲むものです。
赤ちゃんを授かったときに、
旦那さんに買っておいてもらうのも
よいかもしれません。
食べ物で気を付ける点としては、
たくさんあるのですが、
香辛料を使用しない食事を心がける、
肉類、乳製品、白砂糖系のおやつ、
ジューシーな果物、
揚げ物、
お寿司、お刺身は避けましょう。
あっさりした食生活が良いようです。
乳腺炎による白斑の治し方
乳腺炎によって、白斑(はくはん)という傷ができることが
あります。
傷なのでなかなか治らず、そして授乳の際に痛いです。
けれど、対処法としては、
痛くてもしっかり授乳してください。
もし痛みが我慢できないなら、
対処法としては、白斑部の保湿をすることが挙げられます。
保湿には羊の油(ランシノー)を使うと良いそうです。
こちらの油は、羊の毛からだそうですよ。
それでも、授乳できない方は、
お近くの助産師か産婦人科に相談してください。