医療費控除を受ける方法、ご存知ですか?
様々条件はあるにしてもポイントを抑えればよいだけです。
補聴器はどうなの?レーシックは?
といった医療費控除を受ける方法や疑問をご紹介します。
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医療費控除の方法、手続きは?期限や確定申告について
医療費控除を受ける方法はそれほど難しくはありません。
ただ「期限(期間)」という意味をまずは理解しなければなりません。
期限といえば締め切りのこと?と思われますが、
医療費控除や確定申告では異なります。
まず、期限や期間については、
・医療費控除に限らず確定申告の「期限」およそ3月中旬頃。
・申告の対象の「期間」、前年の1月1日~12月31日。
・医療費控除を申告出来る「期限」
特に注意したいのが申告出来る期限。
1年間だと思われますが「5年間」です。
例えば今現在が2015年10月1日として、
申告を受け受け出来る時期だとすると、
この10月から5年間の遡りではなく
前年の12月31日より
逆算して5年間つまり
2010年1月1日まで遡り出来るということです。
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医療費控除の方法、ネット・e-taxでの申告・申請、家族は?
今は自宅にネット環境がある場合に「e-tax」という方法で、
パソコン上で申告書を作成し申告することができます。
サラリーマンの場合は年末調整を会社に提出しますが、
その際に医療費がかかった場合に所得税が戻り、
住民税の節税にもなるので10万円を超えた場合には
申告したほうがよいでしょう。
なお、生計を一にしている家族の医療費も控除できるので
家族の領収書も保管しておきましょう。
税務署に提出するものは医療費としてかかったものの請求書や
一覧にして解り易く明細としてまとめるか
最終的に総額でいくら支払ったのか記載をします。
e-taxは、国税庁のHPからの申告になり、
「申告書の作成を開始」といった表示が出ているので
解り易いです。
なお、書面の提出に至っては書面かネットでとなりますが、
ネットでは電子証明書やカードリーダーが必要になるので、
書面で提出を選んで進みましょう。
代理人手続きなども面倒な部分もあるので、
書面で提出がスムーズです。
医療費控除方法は?交通費、歯列矯正や不妊治療、補聴器やレーシックは?
交通費について
通院時の交通費は申告出来るのか?についてですが、
自家用車や駐車場、
ガソリン代は除外ですが、
通院にかかった交通費は申告することが出来ます。
ただ、電車などで何も残らないものについては
内訳を記載しておく必要はあります。
出来れば通院した日付と支払い金額、
そのうちの交通費といった様に記載しておくとよいですが、
一番よいのは
医療費の領収書余白などに「交通費◯◯◯円」
と記載して置いても通る様です。
パソコンなどでフォーマットを作り、
通院した日に記録しておく方が後々安心ですが、
そうしたことは困難である場合には
この様な方法でも
申告が出来るので記載しておきましょう。
歯列矯正について
また、歯列矯正など申告出来るのか?に置いては、
治療に伴う歯列矯正は認められますが、
ホワイトニングなどは認められません。
不妊治療、レーシック、補聴器など
なお不妊治療も疾患が認められるものに際しては控除を受けられ、
補聴器やレーシックに至っても医師による治療等で必要である場合に可能です。