妊婦さんは、「戌の日」にお祝いをし、
腹帯を締めて母子の健やかな健康を祈願をしますよね!
最近ではベルト式などに変わってしまっていますが、
古きから続く日本の風習、「戌の日」と妊婦さんの繋がり、
ご存知でしょうか?知ってみて損はなし!
詳しく解説します。
スポンサーリンク
妊婦さんと戌の日とは、いつ?やること、お参りは?
”戌の日”は、十二支の11番目、12日に1度巡って来ます。
2015年8月~の戌の日カレンダー
○8月・・・2日(日)14日(金)26日(水
○9月・・・7日(月)19日(土
○10月・・1日(木)13日(火)25日(日)
○11月・・6日(金)18日(水)30日(月)
○12月・・12日(土)24日(木)
この犬の日で妊娠5ヶ月目になった時に、
腹帯を巻き、安産祈願のお参りをすることを
「戌の日祝い」をしています。
犬は子を多く産むのに対して、
お産が軽いとされていることにあやかっています。
安産祈願で有名な神社などで、
戌の日に合わせて受け付けている事が多いので、
事前にチェックしておく必要があります。
初穂料を支払い、特別祈願を行う場合と、
祈祷はせずに、安産の腹帯や鈴乃緒だけを
いただく(購入する)という方法や、
祈祷時に新品のさらしで祈祷を受けるといった方法があります。
やる事といえばその「腹帯を巻く」ということ!
これに尽きます。
祈祷の時の服装は派手な色や肌の露出が少ないもの、
時間は10分程度ですがやはり神前で行うものなので、
清楚な感じで脚もとは素足やサンダルは避けましょう。
スポンサーリンク
妊婦と戌の日、東京・水天宮では?
東京にある水天宮は安産・子授け祈願で有名ですよね。
こちらでは戌の日は混雑するため、
戌の日以外にも安産祈願を受付をしています。
受付に必要事項を記載します。
祈祷するかどうか?や「御子守帯」と「小布」の
どちらを授与するかが必要です。
◎ご祈祷(初穂料)→5000円
◎お腹に巻く「御子守帯」→4000円
◎別に用意した腹帯に縫いつける「小布」→3000円
といった料金がかかります。
戌の日は大変混み合い、
祈祷受付時間 午前8時から始まりますが、
すでに長蛇の列で最終的に終わるまでに2時間かかった
などといった声も伺いますので体調を万全にするか、
別日で伺う方向も選択余地に入れておきましょう。
妊婦と犬の日、帯、巻き方は?
腹帯(御子守帯)は、広げて半分に折りたたみ、
お腹に巻きやすい様に包帯の様に丸めてゆきます。
帯の輪になった方を下にし、
骨盤の位置でしっかりと止めて一周させ、
一周したところで真ん中あたりで折り返し、
少し上に向けて背中へと回して行きます。
巻き初めの帯の端を上に折り返して、
巻き重ねをくり返し、巻き終わりは折り畳んで
巻いた帯に差し込んで納めて終了です。