ダイエット中も安心して食べられるし
料理の風味を足したり味に深みを出したりと
いろいろ便利な食材がきのこです。
最近はごく普通のスーパーでも
様々な種類のきのこを購入することができます。
料理の仕方もインターネットなどのおかげもあって
簡単に知ることもできます。
比較的お料理初心者さんでも
怖がらずに使えるイメージの
食材がきのこだと思います。
でもなめこは
その独特のぬめりが
ちょっと手軽に使えるきのこ、
というイメージではないかなと思います。
きのこは洗うべきではない、
というのが料理の常識と思っている人も多いでしょう。
実際のところきのこの種類によっては
さっと水洗いしたほうがいいものもあるのです。
なめこの場合はぬめりがあるので、
洗うべきかそのまま使うべきか
悩む人も多いと思います。
使うメニューに迷うこともあるでしょう。
そんななめこについて調べてみました。
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なめこの栄養価・カロリーについて!他のきのことの比較はどう違う?
他のきのこと同様になめこも低カロリーな食材です。
栄養成分としては
ビタミンB群・
葉酸・パンテトン酸・
カリウム・マグネシウム・
食物繊維・
ムチン・トレハロース・
コンドロイチン
などが含まれています。
様々な栄養素を含んでいるものの
「補給源」としては主役としての働きは期待できません。
でも料理をつくるときの
素材に加えることで1回の食事で
とることのできる栄養素を幅広く
することが期待できます。
なめこの主成分は水分です。
そのためカロリーは
100グラムで15kcalと
高くありません。
なめこの栄養価で他のきのことの比較で
目を引くのは
その名前の由来ともなった
独特のぬめり成分です。
この「ぬめり」には美肌成分としても
おなじみのコンドロイチンや
トレハロースといった成分が含まれています。
もともとカロリーの低い食品で
美肌成分が採れるのは嬉しいですね。
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なめこの栄養の効能・効果について
なめこのぬめりは「ムチン」とよばれる成分が
主となってできています。
これは人間の身体の
目の表面・胃腸の粘膜にもある成分で
胃壁を保護したり、粘膜に損傷がでたら
修復をしたりする作用があります。
また目にあるものは
目の乾きを防ぎ、ドライアイを予防してくれます。
コンドロイチンやトレハロースは
化粧品にも使われている
美肌成分として有名です。
なめこに含まれている
食物繊維は
水溶性(ムチン)と
不溶性(βグルカン)です。
βグルカンには
腸内の不要物質を排除してくれる
働きがあります。
ムチンにはその主成分である
多糖類が善玉菌の餌になることから
腸内バランスを整えるのにも役立ちます。
このようなことからなめこに期待できる
効能・効果としては
美肌・
便秘解消・
ダイエット・
消化促進・
むくみ解消などが
期待できると言うことができるでしょう。
なめこの栄養!妊婦・子どもへの効果について
なめこには
葉酸・食物繊維が
含まれていますから妊婦にとっても
妊娠中の献立にぜひ加えたい食材ということになります。
葉酸は胎児の成長にも
欠かせない栄養素です。
また妊娠中は
便秘になったり
むくみが気になったり
ということもありますから
それらの解消に便利な食材です。
なめこは飲み込みやすい食材
ということで離乳食としても
使いやすいものです。
小さく刻んでより飲み込みやすくして
使いましょう。
ムチンには粘膜保護作用がありますから
鼻や喉を守って風邪を引きにくくしてくれます。
免疫力が落ちては困る
妊娠中や体力の安定していない
子どもにも食べたい・食べさせたい
食材と言えるでしょう。
なめこは
「さっと湯通しして冷水にとる」
「さっと流水で流す程度に洗う」などと
洗う・洗わないについていろいろと
意見があります。
パック詰めのものを使ったり
缶詰を使ったりする場合は
洗わなくてもOKだという意見もあります。
ぬめりに旨み成分が
含まれているためですが、
きれいにパッケージされている商品でも
栽培に使うおがくずなどが混じっていることも
あったりします。
そのため念のため
流水で洗ったほうがいいでしょう。
基本的にはパックなどの裏面に
書いてあるようにするのが
いいようです。
なめこの調理法としては
お味噌汁や大根おろしと和えたり
することが多いですね。
でもレシピを検索すると
炒めたり・煮たりということも
他のきのこと同じようにすることができます。
知人の家で食べたのですが、
なめこの天ぷらっていうのも結構おいしかったです。
個人的なおすすめは
冷たいそばにのせて食べる方法です。
ざるそば風に用意したそばに
納豆・なめこ・オクラ
などをのせて
大根おろしをかけ、
濃い目のそばつゆをかけて食べます。
さっぱりと食べられるのにおなかも満足できる
ボリュームがあるので食欲のないときに
お勧めです。