8月上旬~10月下旬が旬のいちじく。
傷みやすく、流通量もさほど多い果物ではないので、
生ではあまり食べたことがない、
という人も案外いるかもしれませんね。
完熟のいちじくは、
見た目よりもずっとジューシーで美味しいんです。
今回は、おいしいいちじくの食べ方をご紹介していきます。
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いちじくは食べにくい!?簡単ないちじくの皮の剥き方
フレッシュないちじくが手に入ったなら、
まずはやっぱり生で食べたいものですよね。
ところが、いちじくの実は柔らかく、
皮は薄くて剥きづらい!と思っている人もいるかもしれません。
ここでは、簡単にいちじくが食べられるむき方をご紹介します。
一番簡単なのは、
てっぺんの尖っている軸の方からバナナを食べる時と同じ要領で、
皮をむく方法です。
これだと道具も使わず、
すぐ食べられて良いですよね!
自分で食べるのなら、先の方法でいいのですが、
食卓などに切って出したい時には、
少し都合が悪いですね。
そんな時は、いちじくを
くし型になるように縦4等分にカットします。
そして尖っている方からナイフで
皮を削ぐように剥くと綺麗に剥けます。
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いちじくをの食べ方色々!皮ごと食べる?切って食べる?
いちじくは漢字で「無花果」と書きます。
実際、漢字の通り、花を咲かせずに果実がなるように見えます。
ところが、実はいちじくは果実の中に花があるのです。
きっと多くの人が種だと思っている、いちじくの中のつぶつぶがなんと花なんだそうです。
これは、びっくりですね!
つまり、私たちはいちじくの種ごと食べているのはなく、
花ごと食べているということになります。
いちじくは皮が薄いので、手で剥いて食べようとすると、
花を覆っている白い部分が一緒に剥げてしまい、
ほとんど食べるところがなくなってしまった、
という経験がある人もいるでしょう。
ですから、いちじくは皮が薄いので、
気にならない人は皮ごとまんま、食べる人もいるようです。
皮には食物繊維が豊富ですし、食べて悪いことは全然ありません。
ですが、やはり皮ごと食べるのには抵抗があるという人は、
いちじくを縦半分に割って、
スプーンですくって食べると無駄なく食べられますよ。
いちじくをもっと楽しみたい!生以外の食べ方
お庭でも育てやすく、たくさんなる割に、
傷みやすいいちじくは、
生で食べるより甘露煮の方が馴染みがある人も多いのではないのでしょうか?
甘露煮は材料やレシピもシンプルないちじくの定番の食べ方です。
しかも甘露煮は、冷凍での保存もきくのが嬉しいところです。
いちばんシンプルな作り方だと、材料はいちじくとお砂糖だけ!
洗って後、竹串などで全体的にに穴を開けたいちじく1kgと砂糖250gを鍋に入れます。
焦げ付かないように中火で煮ます。
砂糖が溶けていちじくの水分が出てくる同時にアクも出てくるのでアクは丁寧に取ります。
時々混ぜながら焦げ付かないように弱火で煮詰めていきます。
水分を飛ばしたら完成です。
地域によっては、お醤油や酢を加えて作るところもあるようです。
他にも、赤ワインと砂糖、レモン、シナモン、粒黒こしょう、クローブで作るワイン煮やコンポート、ジャムなどもあります。
甘露煮やワイン煮は小粒で硬めのいちじくを選ぶのがポイントです。
いちじくはペクチンを豊富に含むので、
ジャムにするにも適しています。
また、クリームと合わせてもおいしいので
タルトにするのもいいですね。
お菓子以外にも、
ピューレ状にしてお肉料理のソースにしてもおいしくいただけます。