
バッタを飼うときは、通気性のある高さのあるケース、採集した場所に生えていた草、草を挿す小さな容器を用意します。トノサマバッタやショウリョウバッタなどは、エノコログサやオヒシバといったイネ科の植物を食べます。
種類によって好む植物が異なるため、捕まえた場所と食べていた草を一緒に記録しておくと飼育しやすくなります。
バッタの飼育に必要なもの
- 高さと通気性のある飼育ケース
- エサになる新鮮な草
- 草を挿す小さな容器
- 容器の口をふさぐ綿やアルミホイル
- 産卵させる場合は深さのある土入り容器
バッタはよく跳ねるため、ふたを開ける時間を短くします。直射日光が当たる場所ではケース内が急に高温になるので、明るい日陰へ置きましょう。
バッタのエサ
トノサマバッタ、ショウリョウバッタなどは、主にイネ科の植物を食べます。
- エノコログサ
- オヒシバ
- イヌムギ
- エンバク
オンブバッタなど、イネ科以外の植物を好む種類もいます。採集場所で食べていた植物を持ち帰り、食べ跡があるか観察してください。
道路沿いや管理された公園の草には、除草剤や農薬が使われている可能性があります。採取場所が分からない草は避け、ペット用のエンバクなどを育てる方法もあります。
エサの草を長持ちさせる方法
草は水を入れた小瓶などに挿すと乾きにくくなります。ただし、バッタが水へ落ちないよう、容器の口を綿やアルミホイルでふさいでください。
しおれた草やふんはこまめに取り除き、新しい草と交換します。ケース内を蒸らさず、清潔に保ちましょう。
産卵させるときの土
土の中へ産卵する種類の場合は、飼育ケースとは別に、湿らせた土を入れた容器を置きます。バッタが腹部を差し込める深さを確保してください。
産卵後の土は乾燥させすぎず、水浸しにもならないように管理します。卵の越冬やふ化条件は種類によって異なるため、捕まえたバッタの種類を確認してから管理方法を調べましょう。
温度と湿度
特別な加温が必要かどうかは種類と季節によります。一般的な身近なバッタは、採集した時期の屋外に近い環境を基本にし、急な高温や乾燥を避けます。
ケース全体へ水をかける必要はありません。エサの草を新鮮に保ち、産卵用の土だけが乾きすぎないよう調整します。
飼育するときの注意点
- ケースを直射日光の当たる窓辺へ置かない
- 殺虫剤や除草剤が付いた可能性のある草を与えない
- 水入れへ落ちないようにする
- 違う種類を詰め込みすぎない
- エサ交換時の脱走に注意する
- 飼えなくなった場合は、採集した場所へ戻す
まとめ
バッタの飼育では、種類に合う新鮮な草と、蒸れにくい飼育ケースが重要です。産卵させる場合は、腹部を差し込める深さの土を用意します。まず種類と採集場所を確認し、元の環境に近い状態を作りましょう。
参考:甲賀市「バッタを飼う」