小学校の家庭科で習ったり、
これからミシンを使って色々なものを作ってみよう!
と思っているミシン初心者さん。
実は下糸はきちんとミシンを使うのに
大切な準備です!
下糸の色々なトラブルなどもありますが、
ここではミシンの下糸の巻き方などについて
ご紹介したいと思います。
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絡まる!切れる!ぐちゃぐちゃ、ミシンの下糸の巻き方は?
下糸を巻く時には「ボビン」という物に巻き付けます。
ボビンは金属製とプラスチック製とがあり、
現在多く取り入れられている水平釜式のミシンでは
プラスチック製を使います。
これは必ず付属品として付いて来ますので、
紛失の際には取扱説明書をしっかりとチェックし、
合うものを購入しないと使えないという事があります。
巻き方は簡単!
ミシンには必ず下糸を巻く装置が付いています。
ボビンをセットする側と糸をセットする糸たて棒があります。
下糸を巻き付けている間に絡まったり、
ぐちゃぐちゃになる場合は、
”糸が出る向き”をチェックしてください。
下側から手前にと糸が出る様にすると、
絡まらず綺麗に糸を巻く事ができます。
こういうちょっとしたコツを知らないと
糸がグチャグチャになるので、
このポイントを抑えておいて下さい。
また、糸こまの向きや糸こま押さえが
しっかりセットされていないと糸が絡まって、
糸切れや故障といった事に繋がります。
糸こま押さえは「大・中・小」とあり、
糸こまの直径よりも大きい押さえを使いましょう!
正しく綺麗に巻けないと、
針折れや糸調子不良に繋がります。
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ミシンの下糸の巻き方、下糸が出て来ない場合は?
ミシンは上糸と下糸とがかみ合って
しっかり縫えるもの。
いざセットしたけど下糸が出て来ない!
メーカーや使っているミシンの回転釜によりますが、
長年使っているものであれば上軸や下軸のネジの緩みや、
上下軸の間のベルトが外れているか切れているか。
形式などにもよりますが、
回転釜の位置を合わせネジを締めるだけで
復帰するといったこともあります。
他によくあるのがボビンのセット方法です。
糸の出る方向は、
糸を引き出した際にボビンが反時計回りに回る様に
セットするのが基本です。
取扱説明書などをよく参照してください。
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ミシンの下糸の巻き方、ボビンケースは?
ボビンにはボビンケースが必要なものもあります。
これはミシンにボビンを入れる「釜」部分に寄ります。
近年の家庭用ミシンの場合は必要ない物が多いですが、
工業用ミシンや一部の家庭用ミシンにはあり、
糸がらみが少ないのも特徴です。
釜には
・垂直半回転釜式
・垂直全回転式
・水平釜式
とあり、半回転・全回転式に使用します。
それぞれ異なる形状ですのでミシンに
付属しているものを使用するか、
メーカー推奨のものを使う事が重要です。
ボビンケースを使用する場合は、
巻き方向が時計回りになる様にボビンを入れて、
糸の端を持って切り溝より糸調子ばねの下を通し、
窓から糸を出してボビンが時計回りになっているか
確認しましょう。