マスク頭痛とは?症状や原因は?治し方や対処法

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マスクをしている女性が頭を抑えている

新型コロナの影響で、日常的にマスクをしていることが多くなりましたね。

慣れてきたとはいえ、朝から夜など長い時間マスクをつけていると、頭が痛くなることや吐き気するという症状を訴える人が増えてきました。

そのようなマスク頭痛の症状が出たまま対策をしないで放置していると、健康上危険なことになってしまいますよ。

何故マスク頭痛が起きるのか、原因と注意する症状をしっかり知りましょう。

また、マスク頭痛を解消する治し方、対処法についてご紹介します。

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マスク頭痛とは?どんな症状になるの?

マスク頭痛とは、マスクを長時間かけていることで、頭痛や吐き気などの症状が起きることを言います。
中には、倦怠感などを訴える人もいます。

また、マスク頭痛は通称で病名ではないので、個人によっては症状が違います。

マスク頭痛には、次のような症状があります。

・頭痛やめまい
・耳の周りやこめかみの痛み
・視力低下
・集中力低下
・首や肩の痛み、肩こり

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マスク頭痛が起きる原因は?

マスク頭痛は病気ではないので、個人によっては様々な原因が考えられます。

[at1]その中でも主な原因は、マスクを付けることで酸欠状態になりやすいことと、耳にかけるゴムの影響でこめかみや耳周辺の筋肉疲労が起き頭痛につながるというものです。

酸欠が原因・・・人の呼吸は、肺の中に約21%の酸素濃度の空気を吸って酸素を取り込み、約16%の酸素濃度になった空気を吐くことを繰り返します。
濃度の勾配によって、肺の中でガス交換されているというメカニズムになっています。

そのため、酸素濃度が16%以下の空気を吸ってしまうと、肺の中の空気がうまく交換できないため呼吸困難になり、血中酸素が不足して運動機能が低下して動けなくなってしまいます。
鼻や口にピッタリフィットしたマスクを付けていると通気性が悪くなることがあり、口で呼吸したときに酸素濃度が低くなった空気を吸い、軽い酸欠状態になることでマスク頭痛が起きるのではないかというものです。
ただし、マスク自体は通気性を保つように作られているので、通常の使い方なら酸欠にはならないです。
しかし、マスクをしたまま過度の運動をするとか、作業を行う方、肺活量の低い方などは注意が必要です。

・筋肉疲労・・・耳にかけるゴム紐が合わない場合に、耳と耳の周辺の筋肉の緊張を招き、やがて筋肉疲労になり首の痛みや肩こりを招くというものです。
またマスクを長時間利用すると食べ物を噛むときに使う側頭筋に力が入り、頭痛を招くこともあります。

ただし、これらの原因が全てと言うわけではありませんが、対策を行うことでマスク頭痛を和らげることはできるでしょう。

マスク頭痛の治し方や対処法は?

酸欠・・・息苦しいと感じたら、すぐにマスクを外して深呼吸をします。
また、周辺に人がいない場合はマスクを外すようにしましょう。
マスク頭痛の症状は熱中症とも似ているので、水分補給は欠かさず行ってください。
暑い場所を避け、涼しい場所で適度な休息をすることも良いですよ。

疲労・・・長時間マスクを付けることはしないで、たまにはマスクを外して耳元を軽くマッサージしましょう。
耳を軽く後ろに引っ張るのも良いですよ。

力いっぱい引っ張ると逆に痛くなるので、ちゃんと手加減してくださいね。

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