色々な健康法が世間にあふれていますが、その中でも特に簡単にできる健康法が「水を飲むこと」です。
そして水を飲むことは、健康だけではなく美容にも優れた効果があると言われています。
なぜ水を飲むと健康に良いのか、水を飲む色々な効果と飲み方、期間についてもご紹介します。
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なぜ水を飲むと健康になるの?水道水でもいいの?
人間の身体では成人男性で体重の約60%、成人女性は約55%が水分(体液)でできています。
成人男性の体重が70kgなら、42リットルが水分ということです。
その水分は、酸素や栄養分を身体へ運び、皮膚への血液の循環を増やし、汗を出すことで体温調節をして、老廃物を尿として身体外へ排泄するというデトックス効果など重要な役割があります。
そして、常に一定の水分を保つ必要があり、水分が2%減ると喉が渇き、3%減ると喉の渇きが強くなり、ぼんやりして食欲もなくなってきます。
4%減ると疲労困ぱいで体温が上昇し、5%以上減ってくると、頭痛やけいれんなどが発生する可能性が大きくなって危険です。
そのため、水を飲むことは、身体の水分を一定に保ち、水分不足を解消し、不要分は尿として外に出るので安心です。
飲む水は、水道水で構いません。
天然水なども市販されていますが、値段が高いからといって身体の健康に対する効果があるという訳ではないので、普通の水道水を飲みましょう。
水を飲む効果とは?病気やダイエットにも効果があるの?
水を飲む効果には、次の効果があります。
・疲労回復・・・水を飲むことで血流を良くして、酸素や栄養分を身体に循環させます。
また脱水症状を改善することで疲労回復します。
・関節リウマチ・・・関節リウマチはアレルギーによって、全身の関節に炎症を起こす病気ですが、水を飲むことで免疫システムが向上し、炎症を抑える効果が期待できます。
・便秘解消・・・便が硬いことが便秘の原因になっている場合、水分を摂ることで単純に便が柔らかくなります。
マグネシウムを含んでいると、腸に水が集まるのでより効果があります。
・美肌効果・・・身体の水分が足りなくなると、肌の乾燥やひび割れ、むくみが生じやすくなってしまいます。
水を飲むことで身体全体の肌の内側から、肌に潤いを与えます。
・ダイエット効果・・・水を飲むことで血流が良くなって身体が温まり、代謝アップにつながります。
また老廃物の排泄や空腹感を抑えることで、ダイエット効果があります。
食欲は一時的に抑えることはできますが、性欲を抑えることができるかはわかりません。
・不眠解消・・・ストレスや血圧の上昇により汗をかいて水分不足の場合、水分を補給する呼吸が整いイライラの解消になります。
・血液サラサラ効果・・・血液中の水分不足によるドロドロ血液に対して、水分補給をすることで血流を良くします。
心臓病や脳梗塞などの予防につながります。
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水を飲むのはいつから?期間はどのくらい?
水を飲むのは、いつからという決まりはありません。
またお茶で飲んでも水分補給にはなりますが、お茶に含まれているカフェインなどにより睡眠に影響が出る場合があります。
ただし、ダメと言うことでなく、お茶よりも水の方にちょっとだけ効果があるということです。
お茶の方が好みと言う方は、お茶を飲んでも問題はありません。
健康のために水をいつから飲むと良いか迷っている人は、健康改善をしようと思った時から始めましょう。
今すぐにでも良いですよ。
本人の都合のよい日から始めましょう。
飲むタイミングは、朝起きたとき、通勤時、昼食時、休憩時、スポーツ後、入浴後、就寝前などこまめに飲みましょう。
べつに喉が渇くのを待つ必要はありません。
1日に飲む量は、約1.2~1.5リットルです。
水を飲む期間にも決まりはありません。
ダイエット効果などを確認したい場合は、1ヶ月~2か月位続けた後に以前と比較してみましょう。
きっと、ダイエットに成功していると思います。
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