血栓症とは?原因や予防方法は?弾性包帯の巻き方はを解説

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血液の病気の中で、血栓症という言葉を聞いたことがあると思います。

新型コロナ感染症患者のうち、重症患者の約30%にこの血栓症が見られるとの報告があり、ウイルスによる肺炎以外に血栓症も発生し、病症が重篤化している可能性があると言われています。
そのため、コロナ感染予防対策とともに血栓予防対策も、日常的に行う必要があります。

血栓予防対策について、まとめたものをご紹介します。

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血栓症とは?原因を教えて?

血栓症とは、何らかの理由で血液内にできた血液の塊が、どこかの血管を閉塞することです。

血管の閉塞が発生すると、ふくらはぎや太ももに痛みや腫れ、足のだるさなどがおき、脳梗塞や心筋梗塞、息が苦しいなどのエコノミー症候群などが出現します。

原因としては、次のものがあります。

・高脂血症・・・過酸化脂質の多い食べ物や運動不足により、コレステロールや中性脂肪値が高くなり、血液がドロドロになり動脈硬化などを発症します。

・水分摂取量が少ない・・・乾燥して低湿度の場所で水分摂取量が少ないと、リスクが高まります。

・血流障害・・・デスクワークやバスや列車の長時間移動などで、座ったままでいると血流が悪くなり下半身で血流が起こりやすくなります。

・生活習慣・・・食事・飲み物の過食、過飲やストレス、喫煙、肥満など。

これらの原因の他に、メカニズムは解明されていませんが、コロナウイルスが血管を傷つけるとか、ウイルスに対する体内の分泌物が血液の凝固に影響を与えているのではないかと考えられています。

血栓予防にはどんな方法があるの?

血栓予防の方法には、次のものがあります。

・運動をする・・・体操やストレッチ、スポーツなど身体を動かすことで、血糖値が下がり、血流も良くなります。
ストレス解消にもなりますよ。

・生活習慣の改善・・・過食、過飲を見直し、禁煙、良い睡眠を行い、リスクを下げます。

・食生活の改善・・・水分をこまめに摂るようにし、1日3食をしっかり食べ、肉、魚介類、野菜、果物、大豆などの豆類(納豆など)をバランス良く摂取します。

・血圧の管理・・・習慣的に血圧を計測し体重を維持して、医師による処方薬を飲みます。

・水分摂取・・・水分摂取の理由は、脱水症状を防ぐためです。
水分が不足すると脱水状態で血流が悪くなり、血管が詰まりやすくなります。
喉の渇きに関わらず、こまめに水分を摂り、睡眠の前後に水分を摂るのもおすすめです。

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血栓予防、弾性包帯の巻き方は?

医療現場で用いられている血栓予防として圧迫療法があり、使用するアイテムには弾性ソックス、弾性ストッキング、弾性包帯などがあります。

その中から血栓予防としての、下腿の弾性包帯の巻き方をご紹介します。

弾性包帯は、綿100%など伸縮性に優れたものを選びましょう。

①足を甲の方へ軽くそらせます。
そして包帯の端を足の指元のMP関節に合わせ、張力を保ちながらぐるりと巻いていきます。

②一回りしたら、小指側から包帯角度を調整して、足首側へ巻いていきます。

③足首まで巻いたら、膝を軽く曲げてさらに足首からふくらはぎ部分も巻き上げます。

④ふくらはぎまで巻き上げたら、固定して包帯がずれないようにします。

うまく巻けない、解けやすい場合は、弾性ストッキングを着用すると良いですよ。

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