麻疹・風疹の違いは?予防接種ワクチン?費用や料金は?妊娠中は?

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蕁麻疹

麻疹・風疹は特別な治療法の無い、ちょっと怖い病気です。
ひどくなると合併症を併発することで入院することもあります。

でも定期予防接種をすることでウイルス抗体を作り、免疫力を強くして感染を防ぐことができると言われています。
その麻疹・風疹の予防接種についてまとめましたので、ご紹介します。

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麻疹と風疹の違いは何?症状も違うの?

麻疹(はしか)

・麻疹ウイルスで感染
・潜伏期間9~12日
・感染経路は空気、飛沫、接触感染など
・主な症状は発熱、咳、鼻水、口内の粘膜にコプリック班(白いプツプツ)、赤い発疹が全身に現れる・回復期間は約2週間

風疹

(三日はしかと呼ばれます)
・風疹ウイルスで感染
・潜伏期間14~21日
・感染経路は空気、飛沫、接触感染など
・主な症状は発熱、鼻水、咳、耳や首のリンパ節の腫れ、痛み、ピングの発疹
・回復期間は約3日
など症状に違いがあり、おおきな違いは風疹の方が症状が軽く、短期間で回復することです。

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麻疹・風疹の予防接種はどんなワクチン?費用や料金は?

麻疹・風疹に罹った場合の対処方法としての特効薬はありません。
そのため、麻疹・風疹に感染すること自体を防ぐために予防接種が必要となります。

麻疹・風疹の予防接種とは、それぞれのウイルス抗体のワクチンを接種して、免疫(感染症に対する抵抗力)を作ることです。

日本では現在麻疹・風疹の混合ワクチンを、生後1歳から2歳までに1回目、5歳から7歳の小学校就学前の1年間に2回目の間隔で、合計2回の定期予防接種を受けられます。

一回目の接種で95%以上が免疫を得ることができますが、十分に免疫力を得ることができなかった場合を考慮し、接種回数が2回となりました。

定期予防接種の期間内であれば費用は無料です。
大人の予防接種や定期以外の予防接種になると料金は自己負担(おおよそ1万円前後)となりますので、各市町村や医療機関で問い合わせると良いでしょう。

予防接種の副作用はあるの?妊娠前や妊娠中も接種できるの?

副作用は、接種後に注射部分が赤くなったり、5日~14日くらいに約1割前後の方が発熱、発疹が起きたりします。通常は1~3日程度で回復します。

予防接種をする場合、妊娠前、妊娠中の方は注意が必要です。
妊娠前で妊娠を希望している方は、風疹の抗体検査を行って抗体の有無を確認する方法がありますが、多くの自治体では有料となっています。

抗体がある場合に予防接種をしても問題はないので、費用節約のため始めから抗体検査無しで接種する方も多いです。
接種後2カ月間の避妊が必要で、パートナーとともに接種するのをお薦めします。

妊娠中の方は、風疹ウイルスに感染すると、3割位の高い確率で胎児が先天性風疹症候群になる可能性があり、心臓病や精神の発達障害など、胎児が障害を持ったまま生まれる恐れがあります。

そのため予防接種を受けることができません。
必ず妊娠前に予防接種を受けるか、人ごみを避ける、パートナーや同居家族に予防接種を受けてもらうなどの措置が必要です。
やがて生まれてくる赤ちゃんのために、予防接種を受けるようにしましょう。

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