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子宮頸がんとは?原因は?初期症状や早期発見のセルフチェックの項目

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女性の腹痛

現在婦人科のがんの中でも、最も多いのが子宮がんと言われています。
その子宮がんのひとつに子宮頚がんがあり、若い女性に急増していると言われています。
子宮頸がんとはなにか、どんな症状なのかをご紹介します。

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目次

子宮頸がんとは?原因は?

子宮頸がんとは

子宮下部の管状部分の子宮頸部に生じるがんで、子宮の入口付近に発生することが多いので、観察や検査により早期に発見しやすいがんです。

予後の良いがんと言えますが、進行すると治療が難しいので、早期発見することが重要と言われています。
子宮がんのうち約7割が子宮頸がんで、以前は40~50歳代の発症がピークでしたが、現在は20~30歳代にも増加している傾向にあります。

子宮頸がんの原因

性行為感染症であるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が関連しています。
HPV感染自体は多くの場合、症状のないうちに排除されると考えられていますが、感染した一部のHPVが長期間感染することで発症します。

患者の約90%以上からHPVが検出され、性交経験が無くても発症はあり、性交経験のある女性では全てに感染の可能性があるので注意が必要です。

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子宮頸がん早期発見のセルフチェックの項目は?

子宮頸がんの初期症状を見逃さず、早期発見するためにセルフチェックをしましょう。

・定期的または最近子宮頸がんの検診を受けていない
・生理不順、不正出血などの生理異常が続いている
・性交時に激痛を感じたり、出血がある
・生理の時以外にも、微量でも性器から出血することがある
・悪臭を伴うおりものがある
・下腹部に張りや痛み、違和感を感じる
・背中や腰に痛みを感じることがある
・おりものの量が増えたり、異常があったりする
・血便や下腹部に痛みがある
・複数の相手と性交をしたことがある
・性交の時にコンドームを使わない
・排尿・排便に不便を感じる
・産婦人科を受診した時にHPV陽性と言われた
・便秘や下痢になりやすい
などが主な子宮頸がんの疑いがある症状です。
すべてが子宮頸がんの症状ではないですが、該当する項目が多い程、子宮頸がんのリスクを持っているので、産婦人科の検診を早急に受けることをおすすめします。

子宮頸がんは、どんな初期症状があるの?

子宮頸がんは、初期には自覚症状がほとんどないと言われています。

でも、セルフチェックの項目にもあるように、身体の変化や小さな症状はあります。

代表的な初期症状は
・生理日以外の不正出血が起きるようになり、褐色など色のついたおりものがみられます。
・おりものは、がんの進行に伴い肉汁や濃のようになり、量も多く悪臭を放ちます。
どんな匂いかというと、魚が腐ったような匂いがすることが多いと言われます。
・下腹部や腰の痛みや、今まで生理痛がなかったのに急に痛み出したりします。
・性交時の出血などもあります。
これらの症状は、子宮頸がん以外でも起こることのある症状ですが、その場合でも必ず産婦人科を受診して病名をはっきりさせましょう。

子宮頸がんであれば初期症状とはいえ、がんが進行していますので病院で適切な処置・治療が必要です。

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