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子宮頸がん検診とは?どんな時に受ける?方法や費用や日数は?痛い?

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検診台

子宮頸がんは子宮の入口にできるがんで、近来若い女性にも急増しています。

初期症状をあまり感じないまま進行し、気付いた時にはがんが広まっている可能性がある、子宮がんの一つです。

そんな怖い子宮頸がんをできるだけ早く取り除くためには、早期の発見が必要です。
早期発見、万が一に備え、子宮頸がん検診を受けましょう。

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目次

子宮頸がん検診とは?どんなときに受けたらいいの?

子宮頸がんは、性交などで感染するヒトパピローマウイルス(HPV)が原因で起こり、子宮入口付近の粘膜面に発生するがんです。

子宮頸がん検診は、その子宮頸がんを早期に発見するため、子宮頸部の粘膜細胞を取り、顕微鏡で調べる検査の事をいいます。
名称を子宮頸部細胞診と言います。

受診する時期は、隔年の定期検診のほか、生理不順、不正出血、性交時の痛み出血、おりものの悪臭、腰痛、下腹部の痛みなどの体調変化があった時に随意に行うと良いでしょう。

子宮頸がんは、以前は40歳代からの発症がピークでしたが、近頃は20歳前後や20歳代~にも増加しています。

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子宮頸がん検査の方法は?日数は、費用は?

子宮頸がん検診の対象者は20歳以上の方で、隔年(2年に1回)に受診できます。

検診の流れは、

1.一時検査(問診、子宮頸部細胞診)を行い、異常なしの場合は、今後の定期検診を受けます。
異常ありの場合は、二次検査(二次検診)を受けます。

2.二次検診は、精密検査を行い、本当に子宮頸がんかどうかを確認します。異常のない場合は、良性の病変として、今後の定期検診を受けます。

3.子宮頸がんと診断(確定診断)された場合は、医療機関で専門的な治療を受けます。

検診時間は問診と検査で約5~10分ほど。検査費用は住んでいる市町村で異なりますが、約2,000円~2,500円ほどと言われています。

子宮頸がん検診は痛い?出血は?不安があるけど大丈夫?

子宮頸がん検診は、視診、内診、細胞診の順で行います。

視診

子宮の入口にクスコという器具を挿入して、おりものの状態や炎症の有無を目で見て確認します。
冷たさを感じることはあっても、痛みはほとんどないと言われています。
痛みを感じるとすれば、クスコで膣を開く時で、膣周囲に力が入りすぎると挿入の際に痛みを伴う場合があります。
深呼吸をしてリラックスして力を抜くことで、痛みよりも早く終わる方が多いです。

内診

医師が片方の指を膣に入れて、もう片方の手でお腹を押さえて、挟みこんで腫れなどがないかを触診します。
異常がない場合は、ほとんど痛みはないと言われています。
痛みがある場合は、炎症や腫瘍ができていた場合に痛みを感じることがあります。

細胞診

子宮頸部や膣部の表面粘膜を専用のヘラ・ブラシなどで擦って細胞を採取し顕微鏡で観察します。
生理直前、直後などで出血がある場合は、細胞が十分に採れない場合があります。
妊婦や採取箇所に炎症やびらんがあると、軽い出血や痛みを感じることがあります。
異常がない場合も痛みや出血をともなうことがありますが、ていどには個人差があります。

子宮頸がん検診を受診する時、生理に関わる注意事項があります。
検診は、生理前、生理後、生理終わりかけなどでは受診可能です。
生理中でも大丈夫なのは、生理5日目以降で、出血が少なければ大丈夫です。

ただし、自治体や病院などで、生理期間中は実施しないと定めているところもありますので、子宮頸がん検診の注意事項の確認や検査施設に実施有無を直接問い合わせをお願いします。

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