日本三大陶器の一つと言われている「信楽焼」の一年に一度のお祭り「信楽陶器まつり」
信楽焼といえばタヌキが有名ですが、他にも見どころはたくさんあります。
信楽陶器まつりの開催日程や、見どころ、アクセスなどこれを読めばバッチリ!
信楽陶器まつりについてご紹介していきます。
信楽陶器まつりとは?
信楽陶器まつりとは、1250年もの間続いてきた日本六古窯の一つと言われている
全国的にも狸の置物でも有名な「信楽焼(しがらきやき)」の陶器の年に一度行われる大きなイベントです。
滋賀県甲賀市ののどかな山の中の街、信楽に、開催される3日間で
県内外からたくさんの方が陶器を買い求めに来られます。
信楽焼の食器は素朴な温かみのある焼き上がりで和はもちろんのこと、最近では洋の食材も
独特の雰囲気が出せることで若い方にも広がり、人気があります。
また、有名な狸の置物は「他を抜く」という意味合いがあると言われていて、商売繁盛に
繋がるとして、昔からとても人気があります。
信楽の街に一歩入るとこの愛らしい狸があちらこちらでお出迎えしてくれるので
次第に気分も高揚してきます。
この信楽陶器まつりは信楽高原鉄道の信楽駅付近に陶器市が展開され
そこでは信楽焼陶器の卸店のテントがズラッとたくさん並び、様々のお店の自慢の逸品を
手に取ってみることができ、販売価格も市販される価格の3割引ほどの値段で
購入できるとあって、この時期を待って買われる方も多いと言います。
値引き交渉も直接お店の方と出来るので掛け合い次第ではいい結果が生まれるかもしれませんね。
食器から土鍋などの調理器具、小物、花器や置物など、B級品からセットもの一点物まで
様々な作品が並びます。
最終日になるといいものは売り切れている場合も多いので、足を運ぶのは早めがおススメです。
また信楽陶器まつりと同時開催される、信楽駅から車で5分ほど(徒歩20分)のところにある
信楽陶芸の森では「セラミック・アート・マーケット」も開催されます。
先ほどの陶器まつりよりはお値段高めになりますが、信楽焼作家の方々の
独創性あふれる一点物と出会えるとあって、特に女性や若い夫婦に人気があります。
活躍されている人気作家の方と直接話しながら買えるとあって、それを楽しみに足を運ぶ方もおられます。
こちらにもB級品が並ぶコーナーもあるのでチェックしてみると良さそうですね。
信楽陶器まつりの日程は?
信楽陶器まつりは、10月第二土、日と体育の日の月曜日の3日間で開催されます。
陶器まつり大即売会(駅前会場)は朝9時から夕方5時まで、
こちらの会場では信楽焼陶器の販売の他にも、甲賀地方の特産品や
地元ならではの食のコーナーなども開催されているので、お腹も心も満たされること間違いなしです。
この他にも、県立陶芸の森や信楽伝統産業会館でも協賛イベントをされているので
信楽の街を一日楽しむことが出来ます。
信楽陶器まつりが開催される3日間は、大即売会会場や陶芸の森と各駐車場を結ぶ
無料シャトルバスが運行しています。
(詳しくは信楽陶器まつり公式ホームページを参照してください)
信楽陶器まつりのアクセス方法は?駐車場は?
信楽陶器まつりへのアクセス方法や駐車場の情報をご紹介しておきます。
~公共交通機関を利用の場合~
JR草津線貴生川駅から信楽高原鉄道にのり、信楽駅下車徒歩3分
~マイカーを利用の場合~
新名神高速道を信楽インターから約10分
~駐車場~
信楽駅周辺に駐車場(普通車1000台程度・無料)がたくさん設けられています。
この駐車場や会場を結ぶ無料シャトルバスも運行しているので利用するのが便利です。
たくさんの信楽焼に触れてみて選べる人気の「信楽陶器まつり」
愛らしい狸に癒されに、高原の風に触れに、是非訪れてみてくださいね。