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緊張型頭痛の市販薬は?漢方薬は?妊婦も飲める薬はある?対処方法は?

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薬

頭痛の中でも、
最も多いといわれているのが緊張型頭痛です。

痛みを軽減するため、
市販の薬を服用している方も
多いのではないでしょうか。

市販薬には多くの種類がありますが
その中からどうやって
自分に合った薬を見つければよいでしょか。

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目次

緊張型頭痛の市販薬は?

市販薬には多くの種類があり
どれを選んでいいか迷った時は、
パッケージに表示されている
成分をチェックしてください。

緊張型頭痛に効果があるといわれているのが
鎮痛消炎薬(ロキソニン)
ピリン系鎮痛薬(sg配合顆粒)
などです。

ロキソプロフェンが成分のロキソニンは、
解熱作用や鎮痛効果があり、
炎症を抑える効果が強力な薬です。

sg配合顆粒は解熱鎮痛薬で、
ピリン系を含む4つの有効成分からできています。

有効成分は、
イソプロピルアンチピリン、
アセトアミノフェン、
アリルイソプロピルアセチル尿素、
カフェインです。

体温調節中枢や神経中枢にはたらきかけることで、
解熱作用、鎮痛効果のある薬です。

緊張型頭痛の場合、
筋肉のこわばりから血流が悪くなり、
筋肉内に乳酸などの老廃物が溜まることで
周囲の神経を刺激し、
この刺激が痛みとなって伝わります。

鎮痛消炎薬やピリン系鎮痛薬だけでは
痛みに効かない場合は、
処方薬となりますが
筋肉のこわばりをほぐす効果がある
テルネリンを併用するとさらに効果的となります。

テルネリンは、
筋肉の運動に関係する脳や脊髄に働きかけることで、
神経の興奮を鎮めて、
筋肉のこわばり、痛み、緊張を緩和する効果のある薬です。

緊張型頭痛の薬は漢方薬もあるの?

緊張型頭痛に効果があるといわれている
漢方薬もあります。

緊張型頭痛の場合は、
血流を良くする作用のある漢方薬が有効となります。

桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガンリョウ)
有効な症状は、
下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせ、足冷えです。

葛根湯(カッコントウ)
身体を温め、血行を改善するので、
首や肩のこりをほぐす作用があります。

有効な症状は、
風邪の初期(発汗のないもの)、鼻かぜ、鼻炎、
頭痛、肩こり、筋肉痛、手と肩の痛み、発熱、悪寒などです。

釣藤散(チョウトウサン)
有効な症状は、
慢性頭痛、めまい、肩こり、高血圧です。

体力が落ちている場合には、
苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ)
有効な症状は、
立ちくらみ、めまい、頭痛、
耳鳴り、動悸、息切れ、神経症、神経過敏です。

漢方薬は症状だけではなく、
自分の体質にあうものを選ぶ必要があります。

漢方薬を処方してくれる病院へ行くか
専門的にアドバイスがもらえる
漢方薬局へ行くことをおすすめします。

緊張型頭痛の薬で妊婦も飲める薬はある?その他の対処方法は?

緊張型頭痛の薬で妊婦も飲める薬はあります。

カロナールは、
妊婦も服用できる鎮痛剤といわれています。

ですが、
鎮痛剤の中では最も軽いものとなりますので
効果も弱くなることが多いようです。

妊娠中の薬の使用は、
まず担当医に相談して下さい。
妊娠後期は特に注意が必要となります。

薬以外に
緊張型頭痛を抑える対処方法は、

1.痛む部分を蒸しタオルで温める
2.適度なストレッチ運動で筋肉をほぐす
3.お風呂につかり血行を良くする

などです。

妊娠中は
身体的にも精神的にも
大変な時期かと思いますが、
ストレスを減らすことも
緊張型頭痛の対処方法となりますので、
リラックスできる時間をみつけることも大切です。

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