葬儀受付でのマナーってご存知ですか?
人によっても違いがあり、
どれが本当のマナーなのかというと、
私自身も悩みます。
では、葬儀受付でのマナーについて
一緒に見て行きましょう!
葬式の受付でのマナー、受付係と挨拶とは?
受付係を任される事がありますが、
役割ってご存知ですか?
受付係は香典を受け取り管理するだけ
と思われている事も少なくありません。
実際には遺族の代表として弔問客を
一番始めに出迎える役割があります。
まず挨拶は必須で遺族の代わりに、
お越し戴いた事へのお礼を伝えます。
「本日はお忙しい中お越しいただきましてありがとうございます」
雨などで天候が悪い場合には、
「本日はお足元悪い中お越しいただきましてありがとうございます」
香典を受け取った場合には両手で受け取り
「お預かりいたします」とし、
記帳をお願いする際には
「恐れ入りますが、こちらへお名前と
ご住所のご記入をお願いいたします」と丁寧に伝えましょう。
また、受付係は総合窓口の様な役割があり、
式の流れや会場のレイアウトを把握し、
例えばトイレの場所や駐車場、喫煙室などの場所を問われたら、
答えられる様にしなければなりません。
葬式の受付とマナー、香典辞退の場合は?
現在では家族の意向により、
香典を辞退させていただく場合があります。
ただ、日本人は義理人情の厚い方も多く、
少しでも故人の為にと特に生前交流が多かった方は
お断りをしても食い下がらない事があります。
本当はとてもありがたいことなんですけどね・・・
しかし、ここで受け取る訳にもいかないので
丁重なお断りを入れさせていただきます。
多くは式場入口に看板を出す事も多く
解り易いので気付くと思います。
それでも香典を差し出す方には、
「故人の遺志ですので、どうかおくみ取りのほどお願い致します」
と伝え深く頭を下げてお断りを入れます。
大抵の方であれば故人の遺志なので、
これ以上は突っ込んで来ないと思います。
葬式の受付とマナー、焼香は?
受付係になった場合、
受付開始の時間の30分前までには
準備を済ませて受付場で待機をします。
開始してしまうと葬儀が始まってしまうと
行く機会を逃してしまうので、
焼香は弔問客が少ないうちに交替に済ませておきます。
実際には地域に寄ってはこれまでではなく、
そして弔電や供花や供物のお届けなどの管理、
弔問客の荷物の一時預かりや
遺族への面会を求められればご案内するといった
様々な役割を担っています。
葬儀屋さんでも手伝いが入るので
解らない事は聞くといったことでもよいでしょう。
冬場などは入口なので非常に寒く、
手袋を付けたりポケットに手を入れる事はNGです。
背筋を伸ばしてしっかりと起立し、
遺族の代表としての勤めを全うしましょう。