黄砂が飛ぶ季節、困ることのひとつに“洗濯物”がありますよね?
うっかり外に干しておいたら、せっかく洗ったのに黄色に汚れてしまった!という経験がある人も多いのではないでしょう?
汚れだけならまだしも、体内に入ると人体にも悪影響があるようです。
そんな洗濯物における黄砂の影響やその対策についてご紹介していきましょう。
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黄砂による洗濯物への影響 場合によっては洗い直しも?!
黄砂がただの砂ならば、洗濯物に付着したら払ったらいいだけ、という気がしますが、黄砂はそうはいきません。
中国大陸から飛んでくる黄砂は、飛来してくる間に汚染物質や最近ニュースでもよく耳にするPM2.5などもくっけてきているからです。
しかも、黄砂の粒子は小さく体内、そして血中に入ると人体に悪影響を及ぼす可能性があります。
同時に、花粉症の時期でもあるので、花粉症の症状を悪化させたり、アレルギーや喘息の症状をひどくすることもあります。
また衣類は、肌に直接触れる物でもあります。
そして、洗濯物に黄砂が付着したまま取り込むと家の中に黄砂を持ち込むことになってしまいます。
そうなれば、黄砂の中で生活をするという状況になりかねません。
ですから、洗濯物が目に見えて汚れているほど黄砂が付着していれば、洗い直すことはもちろん、
そうでない場合でも、屋外に洗濯物を干した際には、注意すべき点が出てくるのです。
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黄砂の時期、洗濯物は部屋干し?
□黄砂の時期はいつからいつまで?ピークは?対策は花粉症と同じ?
黄砂が多く飛ぶのは2月から5月ごろ、ピークは4月です。
この時期は、花粉も多く飛ぶ時期とも重なります。
特に晴れの日が続いていて空気が乾燥し、かつ風の強い日などは、洗濯物は室内干しにした方が良いでしょう。
とはいっても、部屋干しは乾きが悪く、毎日のように続ければ部屋中洗濯物だらけ、なんてことになりかねません。
案外、洗濯物だけの部屋というは圧迫感が生まれストレスになるものです。
乾きの悪さは、除湿機や空気清浄機などを使うことで幾分解消されます。
特に黄砂がひどい地域では、黄砂の時期は軽く部屋干ししてから、乾燥機を利用する人も多いようです。
外に干す場合は、前日が雨の日で風が弱い日を選ぶと良いでしょう。
また、気象庁のサイトには黄砂予報が掲載されています。
4日分の情報が載っていますので、天気予報と合わせて洗濯のタイミングの参考にしましょう。
黄砂の時期の洗濯物、外干ししたら取り込みに注意しよう
黄砂の時期、洗濯物を外に干したら、取り込むときは、よくはたきましょう。
洗濯物に付着した黄砂や花粉などを払い落すためです。
もし、外干しした日に黄砂が大量飛散したなら、残念ながら洗い直した方が良いでしょう。
その際、注意したいのがすすぎです。
黄砂は粒子が細かいので、衣類などの繊維の間に入り込んでしまっている場合があるからです。
黄砂によってアレルギーを引き起こすリスクを減らすためにも、念入りにすすぎは行いましょう。
特に、小さいこどもの衣類などは気を使いたいですね。
毛布やお布団のような大きな物は、室内干しというわけにはいきません。
外干しした毛布やお布団は、取り込んだら掃除機をかけると効果的です。
すっかり私たちの生活に定着した布団クリーナーだと尚良いかもしれませね。
ほかにも、外干し用の洗濯物テントなど黄砂や花粉、雨除けに使える便利グッズなども売っているようです。
黄砂情報や天気予報などと合わせて、黄砂の時期をなんとか乗り切りましょう!