おたふく風邪は子どもがなる病気と思われがちですが、
大人でもかかる病気です。
また、子どもが感染する時よりも、
大人の方が合併症を引き起こして
重症化するので、とても注意が必要です。
大人のおたふく風邪とは、どんな症状で、
どんなリスクを伴うのかご紹介します。
スポンサーリンク
おたふく風邪は大人もうつる!症状は?腫れ?女性と男性では?不妊に?
おたふく風邪は正式には
「流行性耳下腺炎」といい、
子どもの頃にかかる病気の1つとされています。
初期の症状としては耳の下(耳下腺)の腫れや
首の痛みといったもので大人もかかる病気です。
他に頭痛や倦怠感、発熱や腹痛、咳・鼻水、嘔吐など。
大人がかかった場合には、
男性・・・精巣炎・睾丸炎
女性・・・卵巣炎
といったそれぞれ生殖器に影響を及ぼすものがあり、
女性の場合不妊になる確立は7%程度とされていますが、
男性の場合には精子の減少や減退などにより、
不妊になるといった事もあります。
40度の高熱ともなるとそうしたリスクを伴い、
他にも合併症に、
・骨髄炎
・心筋炎
・膵炎
・肝炎
・難聴
・甲状腺炎
・溶血性貧血
といったものがあるので、
初期症状が出たら速やかに病院で診察を受ける様にしましょう。
スポンサーリンク
おたふく風邪の大人の治療、治療期間や仕事復帰、診断書は?
おたふく風邪は内科や耳鼻科で診察を受けますが、
治療に関しては熱や炎症を抑える薬であったり、
耳下線炎へは鎮痛剤が処方されます。
症状が続く期間には個人差があり、
およそ症状を発症してから4~1週間ほどで
発熱や腫れはおさまる様です。
また、おたふく風邪に感染したら出勤停止です。
発症からおよそ10日間とされていて、
たとえ1週間程度で症状が治まっても、
ムンプスウィルスはまだ身体から出ている状態なので、
他の方にうつしてしまう可能性があります。
会社に連絡をすると同時に少々長期お休みに入るのと、
出勤可能を証明するのに診断書の発行を言われると思います。
おたふく風邪、大人の予防接種、料金や副作用は?
お子さんの場合には地域によって一部公費助成などで
安価に受ける事が出来る事もありますが、
個人差や個人の免疫力もあるので一概にも言えませんが、
平均的には摂取後8年は持続して抗体が残る様で、
年を重ねる事に低下してゆきます。
つまりは、大人の多くは摂取を受けた方がよいということ、
その料金ですが平均的に
6,000円~8,000円程度
また、抗体検査も実施となれば
5,000円程度が平均の様で、保険適用外です。
副作用(副反応)は3週間前後で現れる方もいる様で、
倦怠感や微熱といった症状を起こします。
しかし、数日で治まり予防して副作用が出たとしても
他人に感染することはありませんのでご安心ください。
重症化してしまう大人のおたふく風邪、
安易に考えずに症状が出たらすぐに病院へ行きましょう。