ガサガサになってしまったかかとはひどくなるとひび割れてしまって血がにじんだり、
履いているストッキングやタイツがすぐに伝染してしまったり、
夏でもサンダルが履けなかったりと
特に女性の場合は色々と悩むことが多いのですが、
足の悩みは人に相談することがためらわれてしまい、
そのままになってしまっている人も多いのではないでしょうか？
そんな方のために、ガサガサかかとの見分け方や治し方をご紹介します。
かかと水虫とガサガサひび割れとの見分け方は？どう違う？
ガサガサになってしまうかかとですが、
実はかかと水虫が疑われることをご存知ですか？
足の指の間などに出来る水虫はよくご存じの方が多いですが、
意外に知られていないのがかかと水虫です。
ガサガサかかとはかかと水虫の場合とそれ以外の場合があります。
かかと水虫とそれ以外のガサガサひび割れはどのように見分けることが出来るのでしょうか？
かかと水虫の場合は、
次のような症状がある場合に疑われます。
かかと水虫はかかとだけに出来るということはなく、
必ず足の指の間や足の裏全体に水虫の症状があります。
かかと水虫は痒いということがない方が多いので、
気づきにくいこともあります。
このかかと水虫を放っておくと、
角質層の奥深くに水虫の白癬菌が侵入してしまい
治すのに時間を要してしまいます。
水虫になる順番は、まず足の指の間でその次に足の裏全体に水ぶくれのようなものが出来て
ボロボロと皮膚が剥がれます。
そしてその次にかかとに症状が表れます。
固い角質層に覆われているかかとですが
水虫の治療をしっかりしないで放置しておくと、
このかかとにまで白癬菌が広がってしまうのです。
そしてその後に、足の指の爪の中に菌が侵入して最も治療が困難な爪水虫になるのです。
足の指の間や、足裏全体に水虫の症状がない場合は、
単に乾燥からくるガサガサかかと
ということになります。
かかと水虫もガサガサかかとも乾燥を防ぐことが、
治療のまず一歩となります。
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かかと水虫の原因や症状や治し方は？
では、かかと水虫になってしまった場合は、
どのようにして治療するのでしょうか？
かかと水虫の原因は白癬菌なので
この白癬菌をいかに抑えて殺菌出来るかが
いい治療が出来るかどうかの分かれ目となるようです。
かかと水虫のための水虫薬はガサガサになってしまったかかとをまず尿素配合クリームで
柔らかくしてから水虫薬を浸透させて治療します。
お風呂でせっけんを使って患部を良く優しく洗い、清潔を保つようにします。
そして、お風呂上りなどで汗をかいてしまった場合はしっかり乾燥させることも大切です。
皮膚を柔らかくしたら、いよいよ薬を塗るのですが、
患部よりも少し広めに薬を塗りましょう。
そして指の水虫と同じように、
少し症状が治まったからといって治療を止めずに
しばらく継続して治療をしましょう。
かかと水虫の市販薬は？オロナイン、ラミシール、メンソレータム？
かかと水虫を治すには、
本来は皮膚科で診察を受けて処方してもらう薬が一番です。
その中でも、よく聞くと言われるのがラミシールという塗り薬です。
一日に一回患部に塗りましょう。
お風呂上りに塗ると固い角質が柔らかくなっているので
薬の浸透率も上がるのでお勧めです。
診察の受けに行くのは少し抵抗があるという方のために市販薬もご紹介します。
昔から、皮膚のトラブルにはオロナインを塗るという方も多いと思います。
オロナインの効能を見てみると、その中に水虫も含まれていますが
オロナインに含まれる有効成分のグルコン酸クロルヘキシジンは市販されている
水虫の白癬菌に効くとされている薬の中では菌に対する抗菌力は弱い方に分類されます。
それでも根気よく、清潔にしてしっかりと塗ることを続けると症状が落ち着くこともあるようです。
ではそれ以外の市販薬のかかと水虫の薬はどのようなものがあるでしょうか？
メンソレータム「エクシブ」ディープ10クリームは、
かかとや足裏の水虫のための治療薬です。
尿素を１０％配合しているので固くなったかかとの角質を柔らかくして
水虫に効く有効成分を角質層の奥深くまで浸透しやすくなっています。
ジャーに入っているタイプなので最後までしっかり使いきれるのも嬉しいところです。
水虫の治療は根気よく続けることが大切なので、
毎日お風呂で清潔を保ち、
固い角質を柔らかくしてから、
しっかりとクリームを塗ることを心がけていきましょう。
せっかくオシャレをしても、
ガサガサかかとにサンダルでは台無しです。
冬はストッキングやタイツもすぐに破れてしまったりと悩めるかかと水虫ですが根気よく治療を続ければ次第に改善されていきます。
症状が一旦落ち着いても、
薬をしっかり塗り続けていけば綺麗に治るので
根気よく頑張りたいですね。