二十四節気の霜降とはいつ?暦の意味や行事食などは?

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紅葉

今回は「霜降」についてお伝えしたいと思います。
「霜降」とみると、
ついおいしそうな牛肉を想像したくなるところですが…、

ここで説明していくのは二十四節気の「霜降」です!
霜降と書くなら、きっと寒くなってくる頃、
というくらいしかわからない人もいると思います。

「霜降」に関する、いつ?どんな日?、
という疑問を明らかにしていきましょう。

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二十四節気の霜降っていつのこと?

「霜降」とは10月23日頃を言います。
二十四節気の第18で、霜降の前は寒露、
霜降の後は立冬です。
太陽黄径が210度になる日で、寒露から数えると15日目頃にあたります。

2015年は10月24日が霜降ですが、
2027年まで霜降は10月23日か10月24日になります。
2028年~2063年は10月23日が続きます。
それ以降は10月22日、10月23日、10月24日のいずれかになります。

太陽黄径が210度になる日と「霜降」というだけではなく、
この日から、次の節気である立冬前日までの期間を「霜降」と表すこともあります。

そして「霜降」の読み方ですが、「霜降」は「そうこう」と読みます。
うっかり「しもふり」と読みたくなりますが、人前で使う際は気を付けましょうね!

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二十四節気の霜降 暦における意味

「霜降」は読んで字のごとく、霜が降りる頃という意味です。
朝晩の冷え込みが厳しくなり、
草葉に付いた露が霜へと変化する時期、というわけです。
最低気温が3度を切ると霜が降ると言いますので、
その冷え込みのほどが分かりますね。

この大気の冷え込みは霜を降らすだけでなく、
冷え込みによって生じる朝晩と昼間の寒暖の差が、
もみじや楓、蔦などを紅葉させます。

寒暖の差が大きいほど、綺麗に紅葉すると聞きます。
つまり、「霜降」の頃というのは、紅葉が盛りに向かい、
山は紅葉で美しく色付く頃とも言えますね。

紅葉は見頃になりますが、一方で植物の栽培には霜は大敵です。
作物やお花の管理には要注意です。
天気予報で最低気温が3~4℃となっていたら、
霜対策をするのをお勧めします!

二十四節気の霜降の行事と食べ物

霜降の日だからといって、特別な行事などはないようです。
行事食も言われる食べ物も特にはありません。

ですが、この霜降の時期は、十三夜のお月見の頃です。

ちなみに、2015年の十三夜は10月25日だそうです。
十三夜は十五夜に次いで美しい月だと言われています。

十五夜は中国の風習が日本に入ってきたものだと言われていますが、
十三夜を楽しむのは、日本独自に生まれたの風習です。

このころは、秋の味覚が収穫されるので、
そのお祝いという意味込めて月を愛でるようになったのでしょう。

十三夜は「栗名月」や「豆名月」とも呼ばれ、すすきの他に栗や豆をお供えします。

霜降の十三夜の頃には、月見だんごと栗や豆をいただきながら、
1年の収穫に感謝し冬への準備を少しずつ始めていってはいかがでしょうか?

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