BBQにお盆や帰省、旅行など、
いろんなイベントなどで、
楽しいけれど、食べ過ぎ・飲みすぎて胃腸の調子がイマイチ、
という人もいるのではないでしょうか?
食べ過ぎに効くツボをご紹介します。
食べ過ぎに効く手のツボは食べ過ぎ予防に!
気持ちが悪い、ムカムカする、
といった食べ過ぎの症状を改善するというよりも、
「食べ過ぎ」自体を防ぐツボが手にあります。
それは「胃・脾・大腸区(い・ひ・だいちょうく)」です。
胃・脾・大腸区は手のひらの人差し指の下から手首にかけての生命線に沿った部分の親指側にあります。
ツボというとある一点という感じですが、このツボは帯状です。
胃・脾・大腸区は消化器系の内臓の働きを活発にするツボです。
代謝を向上して食欲をコントロールするので、食べ過ぎを抑制するというわけです。
消化器系の内臓を働きを良くするので、
食べ過ぎにより胃もたれの症状緩和にも効果があります。
押し方は、胃・脾・大腸区を上からつねるように赤くなるくらい強くつまんで離すを1~2分繰り返します。
優しくなでるようにしてしまうと逆に食欲増進になりますので、要注意です。
食事の前に、手のひらをつねるだけなら簡単にできそうですね。
しかも代謝を上げ、消化をよくするとなると、ダイエットにも効果がありそうです。
食べ過ぎしてまったら背中のツボを刺激!
胃痛や胃もたれといった症状を感じたとき、
効果的なのは背中にある「六華の灸(ろっかのきゅう)」というツボです。
六華の灸は、背中の胃の後ろにあたる部分にあり、「胃の六つ灸」とも呼ばれています。
胃の調子が悪い時の特効穴です。
六華の灸は膈兪(かくゆ)、肝兪(かんゆ)、脾兪(ひゆ)で成ります。
場所は膈兪が第7胸椎と第8胸椎の間、
肝兪が第9胸椎と第10胸椎の間、
脾兪が第11胸椎と第12胸椎の間で、
それぞれ2つずつ並び、計6つというわけです。
胃の六つ灸というくらいですから、
お灸がもっとも適しているのですが、指圧でも効果はあります。
背中のツボを刺激するのは一人ではなかなか大変なので、
できれば家族などに協力してもらうのが理想的です。
家族にお願いできれば、お灸も可能ですね。
一人の場合は、どちらも難しそうですが、
ゴルフボールの上を仰向けになってゴロゴロするとツボが刺激できます。
他にも柱の角に背中を当て押し付けるようにする、という方法も良いでしょう。
食べ過ぎの症状には改善には外せない!足、足裏のツボ
食べ過ぎによる症状には外せないツボが足にあります。
ひとつめは「三里(さんり)」です。
三里は食べ過ぎによって起こる腹痛、下痢、嘔吐のような胃腸の不調に効くとされています。
膝を曲げると、膝のお皿の下に二つの窪みがあるのが分かります。
その外側の窪みから指4本分下にあるのが「三里」です。
両手の親指を重ねて「三里」に当て力を入れて押すと、
ズーンと響くようなものを感じ取れるはずです。
その響きを感じたまま、2~3分間ほど押しましょう。
押さなくても、なでても効果はあります。
なでる際は5~6秒ずつくり返すと良いでしょう。
ふたつめは足裏にある「裏内庭」です。
食べ過ぎのせいで吐いたりすると胃腸が痙攣したりして衰弱します。
そのため気持ち悪さやむかつきが残ります。
その時に効くのがこの「裏内庭」というツボです。
裏内庭は足裏にあり、
人差し指と中指のつけ根あたりの親指1本分位下にあるふくらんだ部分です。
この部分を指で強く押しましょう。
指で押しにくい場合はゴルフボールを踏んで刺激しても効果があります。