秋茄子は嫁に食わすなはなぜ?意味は?語源は?嫁いびり?体が冷える?

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ナスビ

古くから「どうして?」という言葉が
日本にはいくつかありますが、

秋に言われる「秋茄子は嫁に食わすな
なぜそう言われるのでしょう?

実は諸説ある様です。

今日はこの言葉について詳しく解説!
話のネタにおひとつどうぞ!

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秋茄子は嫁に食わすなの意味や語源、理由は?

秋茄子は嫁に食わすな

意地悪な姑が嫁イビリに言った言葉か!?
なんて思われそうな言葉ですが、

一般的には、秋茄子はとっても美味しいので
嫁に食べさせるのはもったいない!

まさしく意地悪い感じの言葉に感じていました。

しかし、この「嫁に○○を食わすな」という言葉と、
意味には諸説ありその理由や語源がはっきりしていません。

 

例えば「食わすな」には
・秋鯖、嫁に食わすな
・秋かます、嫁に食わすな
・五月蕨、嫁に食わすな

実は色々「嫁に食わすな」という言葉はある様です。

また、秋茄子は美味しいため夜目(ねずみ)
食べさせるのは勿体ない!という意味でもある様です。

鎌倉時代の和歌集「夫木和歌抄」に、
「秋なすび わささの粕につきまぜて よめにはくれじ 棚におくとも」

という歌があり、酒粕につけた秋なすを美味しくなるまで
棚に置いておくのはよいけれど、
ねずみ(夜目・よめ)に食べられない様に注意をしよう
という和歌が語源であると言われていますが、

ねずみは嫁の隠語だと言われていたり、
実際には、はっきりしていません。

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秋茄子は嫁に食わすな、なぜ?ことわざ?

「秋茄子は嫁に食わすな」には意地悪ではなく、
説の中には嫁(妊娠中)の身体を気遣う意味合いがある
という話もあります。

茄子は身体を冷やす食べ物であり、
蕨(わらび)は「アノイリナーゼ」という酵素により
腸内でビタミンB1を分解してしまうため、
美味しいからとたくさん食べては吹き出物が出来たり、

流産に関係すると有毒植物として扱っている国もある様なので、
確かに旬で美味しいものではあるが妊娠している嫁へは
食べさせない方がよいものだと解ります。

 

身体を労った言葉の様であり、
美味しい魚は嫁に食べさせないという都合のよい言葉として
「嫁に食わすな」を乱用した感じも見えなくもない気がします。

また、種が少ない事から子種が少なくなるという
妊娠や子宝には縁起が良くないという事も含まれている様です。

秋茄子は嫁に食わすなの使い方、英語では?

「秋茄子は嫁に食わすな」に関しては単なる嫁いびりではなく、
身体を冷やす食べ物であることから妊娠前や妊娠中の嫁の身体を
いたわる言葉であるということが本来の意味である様です。

あまり普段の会話で使うことはありませんが、
万が一お姑さんがこの言葉を身体を労る意味で使うのであれば、

妊娠中は身体を冷やすからという意味を伝えた上で、
この言葉を用いればよいのではないか?思います。

日本好きな海外の方にこれを英語で説明するのは
容易ではないですね。

単純に英訳を調べると
don’t feed autumn eggplant to your wife 
などいくつか出てきますが、直訳っぽく意味が通じないでしょうから

ただ英語で説明する場合には、嫁いびり説ではなく、
嫁の身体を冷やす食べ物であり妊娠中などには与えない様に
した方がよいといった意味で伝えるとよいでしょう。

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