子供の脱水症状!見分け方や原因や症状!寝ている時にも注意!

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脱水症とは、
体のなかの体液が不足した状態のことをいいます。

体液には水分や電解質が含まれています。

水分が失われると血液の量が減ることで血圧が低下し、
体内を循環している血液量も減ってしまいます。

電解質が失われると、
体内の浸透圧が正常に維持できなくなってしまいます。

すると神経や筋肉に悪影響が出てしまいます。

脱水症には大人でも注意が必要ですが
下痢や嘔吐をよく起こす、
小さな子供はさらに注意が必要となります。

もしも子供に脱水症状が出てしまったら、
どのような見分け方で対処すればよいのでしょうか。

赤ちゃんの脱水症状!ミルクを飲まない・おしっこが出ない時は要注意!

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子供の脱水症状の見分け方と主な原因と症状

水分が不足した状態で脱水症状が出始めると
・元気がない
・うつらうつらと眠ってばかりいる
このような症状がでてきます。

今日はなんだか大人しくしてくれて手がかからない、
などと喜ぶ前に早めに気付いてあげてください。

そして脱水症状が進んでしまうと、
・頭痛
・尿が出ない、少ない
・熱があるのに汗が出ない、少ない
・泣いているのに涙が出ない、少ない
・顔色が悪い
このような症状がでてきます。

当てはまれば、
脱水を起こしているかもしれません。

普段の様子と比べて、
見分けることが重要となります。

脱水の原因のひとつに、
大人と比較して、
子供は体液量が多いことがあげられます。

体液は、
細胞体液と細胞外液に分けられるのですが
通常体液は細胞外液から喪失が始まります。

子供はこの細胞外液が多いため、
脱水症になりやすいのです。

この細胞外液は入れ替わりますが、
その量は1日で大人が7分の1程度、
子供では2分の1程度だといわれています。

また、皮膚などから失われる水分も多いため、
子供は脱水症を起こしやすいと言えます。

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子供の脱水症状・夜寝ている時にも起こる!

大人は夜寝ている間にコップ1杯分の汗をかいている、
これは良く言われているのでご存じかと思います。

先の理由から、
子供は夜寝る時でも大人以上に汗をかくことがわかっています。

1日のなかで、
こまめな水分補給ができるよう心掛けてあげてください

子供の脱水症状・治療は?点滴での処置や入院が必要かも!

脱水の治療には、
電解質を含む電解質液を「点滴輸液」をする方法と、
口から飲む「経口補液」の方法があります。

従来ですと「点滴輸液」をすることが多かったそうですが、
最近では重症の脱水症以外は、
口から電解質液を飲ませる「経口補液」が増えてきたそうです。

理由は家庭でも簡単にできること、
そして安全性が高いことです。

ただ重症の脱水症の時にはやはり「点滴輸液」が必要となり、
場合によっては、
入院して経過をみることも必要となってしまいます。

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