春の旬の山菜で美味しいたけのこですが、
非常に香り高く、食感も良くて日本人に好まれるたけのこです。
実はダイエットに効果的でしかもそれ以外の部分にも
非常に効果があるんですよ。
ではたけのこの栄養成分と効果などを見て行きましょう。
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たけのこの栄養素やカロリーは?どんな栄養素が含まれているの?
たけのこには食物繊維が豊富で2.8gの食物繊維が含まれています。
ちなみに記事中の栄養素含有量は全て100g中で書いています。
また不足しやすいビタミンB2という糖質・脂質・タンパク質の代謝を助けてくれるビタミンが
一日に必要な量の0.11gと約10%含まれています。
抗酸化作用のあるビタミンEも豊富で一日に必要な量の10%程度の0.7g含まれています。
さらにカリウムも豊富で一日に必要な量に対して25%程度がとれる520mg程度含まれています。
たけのこの栄養成分で注目されているのはアミノ酸の一種であるチロシンです。
このチロシンが90mg含まれており、様々な食品のなかでもトップレベルの含有量を誇ります。
たけのこに含まれるカロリーは26kcalとほとんど含まれていないに等しいと言っていいでしょう。
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たけのこの栄養効果は?チロシンは?
たけのこの栄養で注目されている成分はチロシンという成分があります。
このチロシンはアミノ酸の一種で脳内で分泌される
ホルモンであるドーパミンやノルアドレナリンの材料になります。
ドーパミンが分泌されると非常にポジティブな気持ちに変化し、落ち込んでいた気持ちが改善されます。
またノルアドレナリンが分泌されると集中力が高まる事が
わかっています。
つまりチロシンを摂取することで精神的な状態を改善することが出来ます。
実際にチロシンはうつ病患者の治療にも使われており、気持ちを改善することに効果があると考えられます。
その他にも多く含まれるビタミンB2は
糖質・脂質・タンパク質の代謝を助け、
肉体的な疲労回復に効果的と考えられ、
ビタミンEは抗酸化作用があり、細胞が酸化して壊れるのを防ぐ働きがあります。
そのためたけのこは精神的な効果だけでなく、肉体的な疲労回復にも効果的だと考えられます。
食物繊維は整腸作用があり、お通じの改善などの他にお腹のなかで水分を吸って膨張し、
満腹感を出してくれるという効果があります。
ですからいつもより少ない食事量で満腹感を得ることが出来ます。
カリウムは体内の水分量を調整する事で
体内の働きを正常に保つ働きがあります。
塩分でしられるナトリウムと逆の働きがあるため、
ナトリウムばかり多く摂取すると体がむくむことが
しられていますがカリウムはそれを正常に保ち
むくみを防ぐ効果があると考えられます。
たけのこはダイエット効果があるの?
たけのこは含まれるカロリーが非常に低く、
食物繊維・ビタミン・ミネラルも豊富です。
ダイエットをするために食事量を減らした時に
少ない食事量で満腹感を得られ、
なおかつ必要なビタミン・ミネラルを多く摂取することが
できるため、ダイエットに効果的な食材だと考えられます。
たけのこの調理の仕方
たけのこはそのまま茹でてしまうと
エグミが出てしまいます。
そのため米ぬかと一緒にゆでてあげるとエグミがとれて美味しく食べれます。
米ぬかが無い場合はとぎ汁や生コメを一緒に茹でることで代用できますが、
よりエグミが抜けて美味しく食べれるのは米ぬか、是非試してみましょう。