喉が痛い病気　子供の場合は？対処方法は？

体に痛みがあるということは
誰しも嫌な事ですよね。

その中でも喉の痛みは
時には話す事も食べ物や飲物ですら
受け付けなくなる事もあり、
生活に支障を来すこともあります。

厄介な喉が痛い病気、対処法や予防策は？？

喉の痛みに関して解説してまいります。

Contents

喉が痛い病気、市販薬が効かない！葛根湯は？

喉が痛い時には薬を飲もうと考えます。
一般的であるのですが飲んでいても効果がない！

薬のせいにする前に、
喉の痛みの原因の根本を考えなければなりません。

本来であれば医師の受診を受け、
症状に合わせた処方薬を飲む事をおすすめします。

しかしなんらかの原因でなかなか病院に行けないのであれば
受診までの応急処置としては市販薬で凌ぐという
方法も１つといえます。

一般的な喉の痛みに効果のある市販薬として、
軽い場合は「桔梗湯」
酷い時は「ペラックT 錠」

他に「響声破笛丸料」や「養陰清肺」といった漢方薬。

「葛根湯」を利用される方も多いのですが、
風邪の初期症状にのみ効果を発揮します。

お子さんの喉の痛みに多いのが
「溶連菌感染症」が多く挙げられます。

大抵お子さんの「喉が痛い」のサインは
ウィルスや細菌感染により喉に炎症を
起こしている事が多いです。

そこで怖い合併症を引き起こす
”溶連菌”は非常に注意したい疾患です。

正式には「溶血性連鎖球菌」という菌で、
α溶血とβ溶血と２種類あり、
人に病原性を有するものに
「Ａ群、Ｂ群、Ｃ群、Ｇ群」などがあります。

その中で９０％の割合でＡ群による感染が多く、
主に喉に感染し咽頭炎や扁桃炎、
小さな発疹を伴う「猩紅熱」といった病気を引き起こします。

３８度～３９度の発熱と喉の痛み、
３歳未満の場合にはさほど熱が上がらないとも言われ、
舌にはイチゴの様なツブツブが発症、頭痛や腹痛、
首筋のリンパの腫れなども見られます。

風邪との違いは咳や鼻水がほとんどないという特徴です。

溶連菌感染症はしっかりと
抗生剤で治しておかないと心臓弁膜に障害をきたす
「リウマチ熱」や「急性糸球体腎炎」などといった
合併症に繋がりやすいので注意が必要です。

溶連菌感染症　子供の場合
 溶連菌感染症の症状
というページも書いていますので、参考にどうぞ。

対処法は病院への受診と適切な薬の投与。
そしてマスクの着用、

外出からの帰宅にはうがいと手洗いです！

マスクは嫌がる方もいますが、
喉を痛める方は着用した方が
何かと喉には具合のいいものです。

呼吸も口呼吸はせず、
鼻呼吸を心がけましょう。

また、喉が痛い場合には
刺激の強いものや熱いものは避けましょう。

喉が痛い時はよく噛んで食べる事。

飲物は熱すぎない刺激の少ないものを選びます。
熱が出ているときは身体から水分が抜けやすいので、
水分補給のためにスポーツドリンクを飲むことをお勧めします。

喉によい飲物としてはちみつと生姜を使った
温かい飲物、ホットはちみつレモンなどは子供も
嫌がらずに飲むのではないでしょうか？

殺菌性や痛みを和らげる作用があるので
先人の知恵、未だに言われ続ける所以です。