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エボラ出血熱とは?症状や致死率感染経路や予防方法は?

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アフリカの子供

エボラ出血熱という病気がアフリカで流行しています。インフルエンザなどのように感染率は高い病気ではないようですが、一度感染すると致死率が高い病気のようで、免疫が追いつく暇がなく死に至ってしまうという怖い病気のようです。

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目次

エボラ出血熱とは?

エボラ出血熱とは一体どのような病気なのでしょうか?

エボラ出血熱は、1976年に中央アフリカ・旧スーダンで初確認された病気で、エボラウィルスというウィルスによって感染が拡大する熱が出たり胃腸の出血などの症状がある病気です。

その後、主に中央アフリカで流行していた時期もありましたが、最近になって西アフリカのギニア、ナイジェリア、リベリア、シエラレオネなどに感染患者が出て多くの方が亡くなられています。

WHO(世界保健機構)の事務局長は今回の西アフリカの流行に関して「エボラ出血熱の歴史で最も大きく厳しい流行」と発言して、アメリカの米国疾病対策センター(米国疾病管理予防センター)も警戒態勢を最高レベルに引き上げました。

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エボラ出血熱の症状や致死率は?

どのような症状が発症するのかというと、病気は突発的に起こり、進行も早いのが特徴です。

潜伏期間は、2日~21日(3週間)で発症します。

接触感染では潜伏期間は長く、汚染注射器などの感染では早いと言われています。

発熱や頭痛が起こります。そして、腹痛、咽頭痛、筋肉痛、 胸部痛が多くの患者に見られます。

割合は先に列挙した症状よりも少し減少しますが、吐血、口腔・歯肉からの出血、消化管からの出血も見られます。

下痢、肝臓部(右の肋骨のヘリ)の圧痛や叩打痛などもありますが、どの症状もエボラ出血熱特有の症状というものがないので、流行している地域ではこれらの症状が現れた場合には気をつけないといけません。

この病気は死亡率が高いということで、恐れられていますが、実際にはどれくらいの致死率かご存じですか?

映画や小説で、死亡率90%と誇張されている場合もあるようですが、WHOの最新データによると致死率は、約55%程度ということです。

50~80%と書いてある文献もあるようなので、種類によっても多少異なるようです。

エボラ出血熱の感染経路や予防、治療方法は?

感染経路を知ることにより予防になると思います。

YouTubeでアニメーションでエボラ出血熱を解説した動画を見つけたのでご紹介します。

感染経路は、感染した患者や動物の血液、分泌物、臓器、その他の体液に濃厚接触することで、感染します。

感染が回復した方でも7週間は精液からの感染の可能性があるので、注意が必要です。

また、感染予防のためのワクチンや予防薬、治療薬ががないので、対処療法のみとなってしまいます。

感染経路で空気感染はないとされていますが、飛沫観戦があるかもしれませんので、そのことも注意をしておく必要があります。

医療従事者は、手袋やマスクや、ゴーグルの着用で、感染予防をする必要があります。

今のところ、日本では、感染患者は出ていませんし、流行している中央アフリカや西アフリカと日本を行き来する人も少ないために日本で、流行する確率は少ないと言われています。

でも感染を拡大させないための水際の対策が必要ですね。

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