春節とは?期間は?台湾、中国、韓国、シンガポールでは?

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日本でもニュース等で、中国の春節の様子を報道することがあります。

家の出入口に縁起物の対句や幸福・豊作・金儲けなどを願う版画を飾ったり、窓には切り絵を張ったりしています。

よく目立つのは爆竹を盛大に鳴らし、可愛い獅子舞が踊って町中が盛り上がり赤い色に染まっていることです。

一体この盛大なお祭りは何なのか興味がありませんか?では春節についてご紹介します。

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春節とは?期間はいつからいつまで?

春節とは中国の太陰暦(旧暦)のお正月です。現中国では太陽暦(新暦)を採用した際に新暦の1月1日を元旦、旧暦の正月初一を春節と決定しました。

春節は太陰暦に基づく日付なので、太陽暦での日付とは合わず毎年違ってきます。

例えば2016年は2月8日、2017年は1月28日です。

中国では春節の前の日を除夕と言い、特別な料理を食べる習慣があり、2015年からは除夕から始まる7日間を祝日にしています。2017年だと1月27日から2月2日までの7日間です。

除夕には新年を迎えるために大掃除をします。
春節では朝に年長者に対して長寿を祝う言葉を述べ、近隣住民や知人と春節を祝う言葉を交わします。家の内外を縁起物で飾り、春節用の衣装で華やかな演出をします。子供達には日本のお年玉のように、紅包に入った圧歳銭を渡します。

赤い飾りが多いのは、赤は魔よけの色・縁起の良い色として春節では、下着や衣装等も赤が多く使われます。
中国の一般の企業は、春節の前後7日間(約2週間)を長期休暇としているので、春節の休暇を利用して帰省や観光旅行にでかける人も多くなっています。

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春節はどこの国にもあるの?台湾、中国、韓国、シンガポールは?

春節は白人文化の国ではほとんどありません。

春節は中国の最も大切で伝統的な祝日なので、全世界各国にいる中国人にとって重要な祝日です。

特に中華圏国家である台湾、中国、韓国、シンガポールでは中国同様春節の祝日があります。

他にもベトナム、マレーシア、モンゴル等が春節を盛大に祝います

日本では、春節を特に祝うことはありませんが、各地の中華街では本国同様に爆竹が鳴らされ、
獅子舞などが踊りイベントが盛大に催されます。日本にいながら中国の春節の雰囲気を楽しむことができます。

春節に爆買いや旅行するのは何故?

中国は家族を大事にする国なので、春節には帰省して家族と過ごすことが主流でした。

そのため帰省者によって交通量が極端に増え、渋滞を起こすことが有名です。
中国の人口は約13.7億人いますので、帰省する人の数も桁はずれです。

近年の中国では春節前後が大型連休になったことから、帰省しないで旅行を楽しむ人達が多くなり、日本、韓国、シンガポールなどの海外旅行に出かける人が増えてきました。

台湾でも1年の中で大型連休は春節の他にはないため、この時期の海外旅行が多いようです。

数年前から日本にも中国等からの観光客が増えて、多くの人々が日本製品を大量に買い求めるようになっているのをご存じだと思います。いわゆる爆買いです。

日本での爆買いの内容は、医療品、化粧品、温水洗浄便座、炊飯器等が多く大人気です。
春節には、特に多くの中国人観光客の人々が来日しますので、爆買いも最高潮となりインバウンド消費に莫大な影響を与えています。

爆買いと言うとちょっと聞こえが悪いかもしれませんが、中国人観光客の方が日本製品の安全・安心・低価格を信頼していることに尽きると思います。

中国からの観光は日本だけではなく、ライバルの海外観光地も数多くあるので、日本の良い所をもっとアッピールして、より多く来日して楽しんでもらえると良いですね。

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