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小正月の食べ物(小豆粥・餅花・繭玉)や左義長・行事・習慣は?

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小正月の餅花と梅
小正月には何を食べますか?

答えられる方も少なくなっていると思います。
古きよき時代の日本の風習も
少しずつ色を変え形を変え
欧米化が進んできてしまっています。

日本の慣し、どうか忘れずに・・・。
小正月に食べるものについて解説します。

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目次

小正月の食べ物、習慣は?

小正月の習慣には、
1月15日に小豆粥を食べ
1年の健康を祈ったものです。

小豆の持つ「赤」が稲作民族における
呪術が結びつけられていて、
古くより祭祀の際に小豆が用いられていました。

今でもお赤飯に小豆が使われる事が多いのも
その名残からなのでしょうね。

小豆粥を食べる風習は、
中国から伝えられたものとされています。

その他、木の枝に餅・団子、
繭の形にした米粉などを刺して飾る
餅花・繭玉などがあり、
五穀豊穣を願い左義長(さぎちょう)で飾って
その後食べる地方も多い様です。

地域によっては門松を片付けを
行うところもあります。

小正月の食べ物、行事は?事柄は?

地方によっては左義長・どんど焼きといった
使い終わった正月飾りを燃やす行事が行われます。

その年の歳神様が天上へと帰る日でもあり、
その為に火を炊きあげるのです。

書き初めもこの日に燃やし、
火が高く上がると字が上達する
なんてことも言われていますね。

その火を使って団子や餅を焼き、
その餅などを食べると一年の無病息災が
得られると伝えられています。

その他、現在では祝日の改訂が行われ、
1月第2月曜日へと変わりましたが、
かつては成人の日が行われていました。

秋田県では「なまはげ」が練り歩くのも
小正月の行事ですね。

大晦日と小正月に各家庭を巡り
恐ろしげな見た目ではありますが、
来訪神であるともされています。

丁度気が緩む頃に現れるには、
人々の怠情を戒めるために
回って来るんだそうですよ!

また、小正月は別名「女正月」とも言われています。
お正月中に忙しく動いた女性たちの
休息日でもありました。

小正月の食べ物、イベントは??

全国各所で様々な小正月のイベントが開催されます!
その中でもやはり「どんど焼き・左義長」は
広く開催されていて、一番古い伝統を持っているのは、
福岡県久留米市の日本三大火祭りである
「鬼夜(おによ)」で、国指定重要無形民族文化財で、
1600年以上の歴史を持っています。

正月の送り火として行われ、
この鬼夜が現在のどんど焼きや左義長の
原型であるとされています。

他にも無形民族文化財に指定されている
滋賀県近江八幡市の「左義長」は400年もの
伝統があります。

田んぼや河川敷等で行われている
お住まい地域のこうしたお正月の送り火である
どんど焼きや左義長、ぜひ足を運んでみては
いかがでしょうか?

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