人間と同じようにトイプードルでも
「歯」を大切に手入れすることは
いつまでも健康にいるために重要なポイントです。
人間と暮らしている動物達は
専用のフードを与えられていることが
多いでしょう。
飼い主さんがこだわりの強い人だと
毎回手作りしている、
ということもあるかもしれません。
人間と暮らす動物達は
缶詰・ドライタイプ・
レトルトパウチなど
どのような形であっても
加工品や調理されたものを
食べていることが多いと思います。
ということは人間の場合と同じように
トイプードルの「歯」にも
歯石がたまるなどトラブルのもととなる
現象が起きやすくなっているわけです。
仔犬のころからちゃんとしつけていないと
成長してからでは難しいようです。
犬の歯の手入れ用に
専用のガムを使う方法は手軽です。
でもそれだけでは充分とは言えないのです。
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トイプードルの歯磨きの方法は?ガムと併用する仕方など
犬用のガムを使っての愛犬の
オーラルケアは簡単に取り組めるので
すぐに始めやすいことです。
ガムは硬いもののほうがいいと
思われていますが材質選びに気をつけないと
かえって歯を傷めることになります。
犬の歯は意外ともろいものだそうです。
あまり硬すぎる素材のガムは
歯が欠けたりする原因になります。
サイズ選びも重要です。
大きすぎると口の中を傷つけることに・
小さすぎると丸のみして
喉が詰まるなどといった事故になってしまいます。
愛犬の口のサイズに合わせたガムの大きさ選びが大切です。
効果的なガムの与え方は
飼い主が手に持って
しっかりと噛ませることです。
そうしないとあっという間に食べてしまったり
丸呑みしてしまったりして
ガムの効果を発揮できないままに終わってしまいます。
手に持ったガムを歯石のたまりやすい
奥歯でしっかりと噛めるように
口の端、口角から
ガムを横にして噛ませます。
ガムはおやつではなく
毎日の習慣として
オーラルケアに使うものです。
短時間でも毎日しっかりと
「噛ませる」ようにしましょう。
ケアのメインは歯磨きです。
トイプードルには
小型犬専用の歯ブラシを使いましょう。
犬の口の中は敏感で
歯のエナメル質は
実は人間よりも薄いです。
犬専用の歯ブラシを
使うのがベストですが、
人間用を使うなら子ども用の
毛の柔らかいものを使いましょう。
固い毛の歯ブラシは
歯を傷つけたりする
原因になります。
歯ブラシを鉛筆を持つように
持ったら歯と歯肉の境目に
45度の角度で当てるようにして
横方向にブラッシングします。
1本1本磨きましょう。
始めるのはどの歯からでもかまいません。
時間をかけすぎると
犬が飽きてしまって
暴れたりしますから、
ちょっと磨いたらご褒美をあげたりするのも
いい方法です。
ご褒美は舐めとったり
丸呑みできるくらいの
ごく小さいサイズでOKです。
「いいものもらった」と
愛犬が「ちょっと我慢したらいいことがある」と
学習できるくらいのものです。
最初はちょっと磨いて・ご褒美・
またちょっと磨いて・ご褒美の繰り返しをします。
少しずつ歯磨きを我慢する時間を
のばしていきましょう。
歯磨きの後ご褒美として
ガムを噛ませてもかまいません。
もちろんしっかりと
噛ませてください。
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トイプードルの歯磨きはいつから始める?
2ヶ月の仔犬であっても
歯を使って食べる限り歯磨きは必要です。
ですからお迎えしたのが
2ヶ月の仔犬であっても
歯磨きの習慣はしつけましょう。
犬の口は敏感なので触れられたりすることを
嫌がる子もいますが、
少しずつ慣らすようにして「口を触っていられる」
ように訓練します。
最初は普段のスキンシップのときに
少し触ってみるなどしてみましょう。
触らせてくれたらご褒美をあげたりして
「いいこと」と関連付けしたりすると
割合に早く慣れてくれるようです。
できるようになったら口の中に指を入れても
大丈夫なように訓練します。
最初はほんの短時間でOKです。
歯と歯ぐきの間をそっとマッサージして
「触れられる」ことに慣れるようにします。
口の中に指を入れられるようになったら
デンタルシートを指に巻きつけて
歯磨きをします。
歯ブラシを使う場合もまずはデンタルシートと
併用しながら歯ブラシの匂いを
かがせたり少しだけブラッシングする
などして歯ブラシにも
少しずつ慣れられるようにしてあげましょう。
あせりは禁物です。
毎日少しずつ短時間で回数を多くするほうが
慣れやすい子もいますし、
すぐになれる子もいます。
トイプードルの歯磨きの頻度はどれくらいがいいの?
トイプードルに限らず犬の歯磨きも
人間と同じように
「毎日することが基本」です。
忙しい飼い主さんにすれば面倒なこともありますが、
人間の小さい子どもと同じです。
自分でできないことはお世話する人が
きちんと手伝ってあげないといけないのです。
特に歯は一度悪くなると
自然に回復することは
ありませんから、
気をつけてあげましょう。
基本はすべての歯を磨くことです。
でもどうしても嫌がって
全部磨き終わるまで
我慢できない、
という子のためには
「一日一部分」でもかまいません。
今日は左側・明日は右側・
あさっては別の場所
と分割してもいいです。
ただし犬の歯垢は
3日で歯石になるそうです。
ですから3日ですべてのサイクルを
終えるように心がけてください。
歯磨きするタイミングは
食後と寝る前ですが、
お散歩に行く前など
愛犬の好きなこととセットとして
行うのも早くに慣れてもらうためには
いい方法です。
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