なんらかの事情で高校へ行けなかった方に、
全日制と同等の卒業資格が取れる「通信制高校」
幅広い年齢層、その後大学進学したい方など
用途に応じた学校があります。
通信制高校はどうしたら入学出来るのか、
実際の費用などお話したいと思います。
通信制高校とは?偏差値は?
通信制高校とは、通信によって教育を行う高校を指します。
1~3学年ではなく単位制の高校がほとんどです。
主に自学自習により、
・レポート
・スクーリング(面接授業)
・テスト
といったものを通じ単位を取得、
最短で3年で卒業することが出来ます。
しかし現在では通信であっても
毎日登校可能や、専門分野の学習が可能であったり、
資格取得を目指せるといったカリキュラムを用意している
学校も多くあります。
満15歳以上、中学卒業資格有り・卒業見込み有りの方なら
入学可能で年齢上限はありません。
通信制高校は学力試験が無い所も多く、
偏差値を出す事は非常に難しいため、
全日制よりも入学者が少ない部分もあり、
競争率が低く偏差値も比較的低めであるといえます。
しかし大学進学や難関大学受験などに特化した
通信制高校などはそれなりに偏差値が高いと思われます。
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通信制高校とは?公立と私立、学費の相場は?違いは?
通信制高校にも公立と私立があります。
どちらも出願後に入学試験を受けます。
内容は私立は書類選考もしくは書類選考+面接などが多く、
公立の場合には作文や学力試験を条件にする場合が多いです。
学費については、入学時期や修得予定単位数などにより
学費が異なります。
一般的には公立は年間で数万円、
私立では20~80万前後と幅があります。
他に制服代などが必要になることもあります。
また、奨学金制度も利用する事も出来、
将来返還する「貸与型」と、
返還しなくてよい「給付型」があります。
都道府県・財団によっても様々で、
申請方法も本人からもしくは学校を通じて
行う場合とあるので事前調査が必要です。
詳しくは希望する通信制高校に直接
問い合わせていただくとよいでしょう。
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通信制高校とは、就職で不利??
就職先によっては不利になる場合もあります。
しかし、一般的に考えると不利になるとは
考えにくい事です。
卒業後に新卒で入社を考えている場合は、
学校名のみで落とされたり、
通信制高校の実態がわからず
偏見を持っている会社もあります。
学校指定している求人と、
定めなくどこの学校でも受けられる
公開求人と2通りあります。
公開求人は倍率が高いというデメリットもあります。
そして、面接の際に「どうして通信制に進学したか」を
聞かれた場合のしっかりとした理由を述べる必要もあります。
ここで前向きなお話が出来れば
人柄を見込んで内定を頂けるということも
もちろん可能性はあります。