コロナ保険とは、新型コロナによる肺炎などの疾病に対する医療保険のことを言います。
2021年には多くの保険会社が格安の費用で、新型コロナに感染するとお見舞い金や入院給付金などを支払うと言うことで話題になり人気を集めました。
ところが、2022年になってから一気に感染者数が増大したことで、各保険会社のコロナ保険が相次ぎ大幅値上げや販売中止になっているようです。
そこで、人気のコロナ保険の比較とメリット・デメリット、一覧をご紹介します。
今後コロナ保険への加入を検討している人は、参考にしてくださいね。
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コロナ保険はどんな内容なの?費用は?
保険各社のコロナ保険について、一部ですが概要をご紹介します。
コロナ保険のなかには、コロナ感染に関して保険金を支払うもののほか、従来の保険内容に加える形でコロナ感染にも対応するよう適応範囲を拡げたものもあります。
①PayPayほけん「コロナお見舞い金」・・・ペイペイ残高で保険に加入できます。
公式HP:https://www.paypay-insurance.co.jp/promotion/covid/app/
正社員、派遣、バイト、自営業など様々な職種で勤務している人が対象で、主婦や主夫、産休中、無職の方は加入できません。また、加入後14日間は補償されません。
医師に新型コロナと診断された場合、保険金5万円が支払われます。
(保険費用)2022年2月10日改定:保険費用は3倍になっています。
・3ヵ月:1,500円(改定前500円)
・6ヵ月:3,000円(改定前1,000円)
・12ヵ月:6,000円(改定前2,000円)
②コロナ助け合い保険・・・少額短期保険会社であるJustincaseが提供しています。
公式HP:https://medical.justincase.jp/
健康な方が対象で、過去の病歴や持病によっては加入できないこともあります。
新型コロナ感染で1泊2日以上入院した場合(ケガ、病気もOK)給付金10万円を受け取れます。
(保険費用)
・男性:15歳~64歳 580円~730円
・女性:15歳~64歳 560円~770円
③特定感染症保険・・・第一生命子会社の第一スマート少額短期保険が提供しています。
公式HP:https://dsmart-ins.com/service/product-kansensho/
新型コロナ感染症または1類~3類の感染症に罹患したと医師に診断されたときに、一時金が支払われます。ただし、加入後14日間は補償されません。
特定感染症一時金:10万円
(保険費用)
保険費用は新型コロナの感染者数の状況に応じて確定しています。(2022年3月5日時点)
・2022/2/1~2/28 3,840円
・2022/3/1~3/31 8,090円
・2022/4/1~1/30 4月1日に確定
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コロナ保険のメリット・デメリットは?
コロナ保険についてのメリットとデメリットは、加入者の考え方によって変わります。
(メリット)
・新型コロナに感染すると一時金が貰える・・・感染したと診断されることで、5万円~10万円の一時金がもらえます。
・補償金がでるので安心感がある・・・万が一のことに備えているという安心感ですね。
・生命保険料控除で所得税・住民税を軽減できる・・・保険料によっては節税ができます。
(デメリット)
・保険料がかかる・・・毎月または1年一括の保険料がかかります。また、新型コロナ患者が増えてくると保険料も上がる。ほとんどの場合、一時金などより支払い額が上回ります。新型コロナに感染しなければ全額掛け捨てになります。
・補償金は高額ではない・・・支払い保険料と一時金の額を比較すると、高い補償とは言えない。
・新型コロナの医療費は公費負担・・・今のところ、全額公的負担なので、あえて保険に入る必要がないと考える方がいます。
コロナ保険についての口コミは?
コロナ保険は2021年の年末頃から販売されているのが多く、当初は1か月500円程度の低料金のものなど人気を集めました。
しかし、オミクロン型が急速に感染拡大した影響で保険請求が増え、販売を休止した会社や保険費用を一気に約3倍以上も増額した会社もあります。
口コミでは、保険会社も損してまでも保険費用を安く設定しないので、増額は仕方ないにしても一気に数倍保険費用を上げることに対して不満を持つ方は多いようです。
そのため補償金が10万円としたら、当然ですが保険費用の安いコロナ保険の方に入る方が多いですね。
またコロナ保険はネットで申し込むタイプが多いですが、申し込みや保険金請求も365日24時間でできるので便利だという口コミがありました。