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内臓脂肪レベルとは?体脂肪率の違いと判定基準や落とし方は?

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ダイエットに興味を持っている方は、「内臓脂肪レベル」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?体脂肪率であればなんとなく、自分の体の中にどのくらい脂肪がついているかの割合だとわかりますが、内臓脂肪レベルは?と言う方は多いと思います。
その内臓脂肪レベルとはなにか、体脂肪率の違い、判定基準や落とし方についてご説明します。

目次

内臓脂肪レベルとは?体脂肪率の違いは?

内臓脂肪レベルとは、お腹の周り(内臓の周り)に蓄積された内臓脂肪の状態を表す基準のことを言います。細かく言うと、腹腔内の脂肪の状態です。
脂肪は大きく分けて内臓脂肪と皮下脂肪がありますが、内臓脂肪は生活習慣病のリスクを大きく高めますが、皮下脂肪は生活習慣病になるリスクを高めることはありません。
体脂肪率との違いは、体脂肪率は内臓脂肪と皮下脂肪の合計脂肪量と全体重との割合を示しますが、内臓脂肪レベルは内臓脂肪だけを対象としているところです。
内臓脂肪で、お腹の周りがポコンと出てきたら要注意ですよ。

内臓脂肪レベルの判定基準は?

内臓脂肪の割合は、病院で腹部CT検査をして調べることができますが、タニタやオムロンで市販している内臓脂肪の測定ができる体重体組成計(体重計)であれば、各メーカーによる目安の基準数値ですが家庭でも調べられます。数値には女性、男性の区別はありません。

(メーカーの判定基準:18歳~99歳、オムロンは18歳~80歳)
・レベル9.5以下(標準)・・・内臓脂肪の蓄積は少ないです。今後も適度な運動、バランスのよい食事心掛け、現在のレベルを維持しましょう。
・レベル10.0~14.5(やや過剰)・・・運動やカロリーを抑えた食事で、標準レベルを目指しましょう。生活習慣の見直しが必要です。
・レベル15.0以上(過剰)・・・生活習慣病のリスクが高いので、積極的な運動や食事改善が必要です。食べ過ぎ飲み過ぎに注意し、数値が極端に高い方は医師に相談しましょう。
体重体組成計で測定しなくても、ウエスト周囲が男性85㎝、女性は90㎝を超える場合は、内臓脂肪が蓄積されていると考えてください。
内臓脂肪レベルは、女性、男性、年齢、体重などの条件により数値が異なります。
もし、60歳の女性の方の平均がレベル11.0(やや過剰)だとして自分が11.0だった場合、平均だから大丈夫と考えてはいけないのです。数値の平均と健康状態は別です。
内臓脂肪レベルにおいては、レベル9.5以下の標準を平均と考えましょう。

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内臓脂肪レベルの落とし方は?

内臓脂肪は、食べ過ぎ、運動不足、生活習慣の乱れ、ストレスなどが原因で増加します。
現在の食生活状態で内臓脂肪がすでに過剰であるとか、増加してきた場合は、生活習慣病のリスクが高いどころか、すでに発症していることもあるでしょう。
内臓脂肪レベルを落とすには、適度の運動と食生活の改善、規則正しい生活リズムが必要です。
運動には有酸素運動を取り入れ、食事はカロリーや塩分の多いものは制限して、果物・野菜などもバランスよく摂りいれるようにしてください。
まずは通勤・通学・散歩における早歩きなど、積極的に運動を心掛けましょう。

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