牛乳は古くから健康や子供の成長にと
欠かせないものとされてきましたが、
「飲み過ぎ」は何か支障を来すものでしょうか。
今回は牛乳の飲み過ぎについて
ご紹介したいと思います。
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牛乳の飲み過ぎは太る?
牛乳は飽和脂肪酸を多く含み、
340mlのグラスでベーコン8切れと同じ
脂肪酸を含んでいるとどこかでみました。
実際、牛乳100mlには2.3gの飽和脂肪酸を含んでおり、
デメリットとしてはコレステロールを増加させ、
増え過ぎた場合には動脈硬化の要因となります。
とはいえこれが足りなくなれば
血管が弱くなり脳出血を引き起こします。
また、ベーコン100gの飽和脂肪酸は15g、
ベーコン8切れというのは一体どこから来たものなのか
はっきりしませんが、
いずれにせよ「バランスよく」食べる事は必要であり、
多く食べ過ぎれば確かに太るとは思いますが、
牛乳だけに着目するものではなく、
食生活総トータルして飽和脂肪酸の摂取において
気をつけるべきであるといってよいのではと思います。
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牛乳の飲み過ぎ、病気は?アレルギーは?
牛乳の飲み過ぎによって病気になるのか?
実際どうでしょうか、牛乳だけで生活を送るともなれば
確かに栄養の偏りによって何ら支障を来しそうですが、
飲み過ぎは牛乳に限らず水でもお茶でも
過ぎたれば害になるといえます。
とはいえ具体的な病気という病気はあげられていませんが、
個人差で起こしやすいものといえば「アレルギー」
日本のアレルギーの中でも
卵に続いて牛乳のアレルギーが多いですが、
主に「アルファS1-カゼイン」という蛋白質が
原因になっている様です。
他にも牛乳に含まれている乳糖に対して
分解する力が弱い方なども多く「乳糖不耐症」といいます。
こればかりはなぜそうなってしまうのか?
といった原因ははっきりしておらず、
乳糖を分解する酵素が弱いのはアジア人の特徴の様です。
色々とありますが、
この乳糖不耐症である場合には飲まないか、
それでも牛乳が好きだという方には、
調整してお腹がゴロゴロしないものも売っています。
ただ「なんでも飲み過ぎ」は禁物、
1日多くてもグラスに2杯程度に留めておきましょう。
牛乳の飲み過ぎ、子供や幼児、量は?便秘や下痢は?
牛乳はお子さんの骨の成長によいイメージがありますが、
だからといって飲ませ過ぎはやはり禁物。
そして飲ませる場合には極少量、
離乳食で使用するのであれば大さじ1~2杯程度で
加熱調理して使用するとよいとされています。
また、口に出来るのは1歳以降、
もしくは離乳食完了以降からとしています。
本来便秘の解消に牛乳はよいのですが、
牛乳を飲み過ぎれば下痢を引き起こしたり、
はたまた便秘の種類によっては逆効果になってしまうといいます。
・けいれん性便秘
・過敏性腸症候群
といった場合には冷たい牛乳を飲むと
便秘を助長させるというので注意しましょう。
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