イタリア料理に欠かせないルッコラはサラダに入れると綺麗な緑色が彩りも良くなって見た目も楽しめて美味しくなりますね。
そんなルッコラはどんな野菜なのか?
栄養成分やその効果、効果的な食べ方などについて
ご紹介します。
スポンサーリンク
ルッコラとは?どんな食べ方?
ルッコラはイタリア料理が日本に入ってきたことで広く知られるようになり、
身近なスーパーでも手に入るようになりました。
サラダに入れると色合いも良くなって見た目がきれいになりますね。
サラダ以外にも炒め物や、お浸しなどの和え物にしても美味しく食べられます。
ルッコラというのはイタリア語の名前で、英語では「ロケット」というのですが
「ルッコラ」という名前の方が有名です。
和名は「キバナ」と言いますが、黄色の花がつくのではなく白もしくは薄いクリーム色のような
花を咲かせる野菜です。
食べるのは葉の部分ですが、使い方はこの部分をイタリア料理では焼いたピザの上に生のまま乗せるのがポピュラーで、その他にはカルパッチョやパスタの具材として、
またステーキなどのメイン料理に彩として添える野菜としてもよく使われます。
味は胡麻のような風味がありますが、辛味と苦みが少しあって成長しすぎたものは辛味も苦みも強くなります。
特に生で食べる場合は、若いものの方が食べやすいです。
スポンサーリンク
ルッコラの栄養は?カロリーは?
ルッコラにはどんな栄養成分が含まれているのでしょうか?
ルッコラは成分のうちの約93%は水分で出来ています。
カロリーは100g食べても約20kcalと低カロリーなのも
この水分量からもうかがえますね。
実際に料理に使う際でも、100gなら4人分の料理に使う量なので、カロリーはほぼ気にすることはありません。
では残りの約7%の中にはどんな栄養素が含まれているのでしょうか?
主なものはβカロテンのビタミンA、ビタミンC、葉酸、ビタミンK、カルシウムが多く含まれています。
中でも注目したいのがビタミンCでその量はほうれん草の2倍もあります。
βカロテンもブロッコリーの4.5倍もあるのです。
なかなか毎回の食事で摂ることの難しい葉酸やビタミンK、骨の健康に欠かせないカルシウムの効果も
見逃せませんね。
サラダに入れるなどして生のまま食べるならこの栄養を全く損なうことなくすべて体内に取り込めるので、
栄養効果を期待するなら生食がおすすめです。
ルッコラの栄養成分はどんな効果が有る?
ルッコラにはβカロテンやビタミンC、葉酸・ビタミンK・カルシウムが含まれているので、
様々な効果が期待できます。
その中でも注目したいのがβカロテンとビタミンCの組み合わせで、この二つがタッグを組むと抗酸化作用に期待できます。
老化や病気の原因になる活性酸素の発生を抑える上に、
免疫力UPや感染症の予防効果、美肌効果もあり、アンチエイジングにも期待できそうです。
これと並ぶもう一つ大事な効果は、カルシウムとビタミンKの組み合わせで、
ビタミンKにカルシウムが骨に定着するのを助ける働きがあるので、より効果的に骨を健康にして骨粗しょう症の予防に効果があります。
この他にも、ルッコラに含まれるグルコシノレートが、食べる時に口の中にいる酵素と混ざり合うことで
抗ガン作用にあるイソチオシアネートというものに変化して、ガンの予防効果があると言われています。
ルッコラの栄養成分やその効果についてみてきました。
何気なくサラダに入っているルッコラを食べていましたが
驚くべき健康効果があることが分かりましたね。
彩りだけではない、いろんな効果が期待できるルッコラを
積極的に食卓に取り入れてみてくださいね。