春に咲くカルミアという花はご存知ですか?
花の型が愛らしく五角形で小さな金平糖の様な
花を咲かせ庭花としても人気があります。
せっかくお花をお迎えする際に、
花言葉を知って見るとより身近で
親近感が沸くもの。
今日はカルミアの花言葉についてご紹介します。
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カルミアの花言葉、意味や名前の由来は?
カルミアは北アメリカ東部原産のシャクナゲに似ている
性質から「アメリカシャクナゲ」などとも呼ばれています。
蕾の時にはまるで金平糖の様で、
開くとまるでステキな日傘をふわっと広げた様な
愛らしい型をしています。
色は白・赤・ピンク・茶などとあり、
開花の時期は4~6月頃です。
カルミアの花言葉は割と多く、
・優美な女性
・さわやかな笑顔
・神秘的な思い出
・大志を抱く
・大きな希望
特に「優美な女性」には、
レースの日傘を広げ佇んでいる女性に似ている
花姿から由来しているとされています。
名前の由来は葉が月桂樹に似ている事から、
英語名は「Mountain laurel(マウンテンローヤル)」
そして英語での花言葉は「Elegant lady」
優雅で上品な女性という意味ですが、
日傘を持つ女性の上品さを彷彿させる花姿とも
とてもピッタリな花言葉です。
ちなみにこの名前の語源は、
スウェーデンの植物学者ピーター・カルムにちなみ、
北米を植物探検した際に見つけられた様です。
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カルミアの育て方は?
カルミアは日光を好む性質がありながら、
暑さと湿気には弱い面があります。
その為、日当りよく涼しい場所で管理し、
真夏は直射日光に当ると葉が焼けてしまい、
枯れてしまいます。
水やりは土の表面が乾燥してからたっぷりと与え、
夏場は乾燥しやすいので朝や夕方の時間に
葉に水を吹き掛けてあげるとよいでしょう。
肥料は花が咲き終わった頃、
5~6月頃に緩効性の化学肥料や、
固形の油かすを与え9~10月、2月と肥料を与えます。
植え替えは地植えや鉢植えもスペースがあれば
特に変える必要性はありませんが、
鉢の中で根がいっぱいになってしまっていたら
一回り大きい鉢へ植え替えるとよいでしょう。
カルミアの花後は?
鉢で育てると1m以下程度の背丈で育ち、
枝をみながら剪定を行わないと花が咲かなくなります。
放置しておいても樹の形は整いますが、
花後の5~6月頃に軽く仕立て直す感じで剪定します。
細い枝や内部に向かって伸びている枝、
古い枝などを選抜して付け根から切り落とします。
また、終わった花をそのままにしておくと
病気や害虫被害にあう事が多くなったり、
種を付ける際に栄養を種に奪われてしまい
株が弱るので花は枯れた順に摘み取ってしまいましょう。
花後のこの時期は増やしたい場合にはチャンス!
挿し木で増やす事が出来るので、
枝を10~15センチ程切り取り、
切り口を1時間ほど水に浸けた後に発根剤を塗って
バーミキュライトなどの土に挿しておくとよいでしょう。