長い人生を生きていく中で転機はいくつか訪れるもの。
その中でちょうど転機が訪れ、
健康面や仕事、対人関係などで
災いが起こりやすい年代というのがあります。
ちょうどその年代にあたる年齢のことを厄年言って
昔からその厄年にはあまり派手にふるまわず謹んで過ごすという風習があり、現代にも伝わっています。
厄年というと、悪いことが起こると思われることが多く、
恐れる方も多いようですが、
実際にはどのようにして過ごせばいいのか?
また、厄年の方が厄払いをするにはどこへ行き、どうすればいいのかをご紹介します。
□厄年の女性のやってはいけない事!厄払いとは?いつどんな事をする?
スポンサーリンク
厄年の男性がやってはいけないことは何?
そもそも厄年というのは、平安時代の陰陽師、安倍清明が広められたと伝えられています。
長い人生を歩生きていく中で、人生の転機の際に身の回りで災いが起こったり、
健康面でも問題が起きやすい年として広く知られています。
その厄年の間は謹んで過ごした方がいいと言われていますが、
実際にはやってはいけないこととは何でしょうか?
広く知られているのは、
新しいことに挑戦したり、
新しい仕事を始めたり、
家を建てるとか
結婚、
引っ越しは避けた方がいいということですが、
今現在の世の中では、それをすべて避けることはなかなか難しい場合も多いですよね。
厄年については色々な捉え方があるので一概には言えませんが
例えば、病気になりやすいからしっかりと健康管理をするというようなことや
厄年ということを気にし過ぎることで日常生活に差し支えないように厄払いをきちんとして気持ちよく過ごすとか
家を新築する場合や、結婚をする場合も、慎重に考えて進めていくなど、
今までよりも色々なことに気を配り、注意して過ごすのがよいのではないでしょうか?
また自分自身の事だけでなく、家族や親しい人にもその気配りをするのはどうでしょうか?
例えば両親など家族にも健康管理をするように薦めたりするのもよいでしょう。
ひょっとしたらそれで両親が命拾いをするというようなこともあるかもしれません。
そうやって身に降りかかるかもしれない様々な災いを少しでも防ぐことが出来れば
八方塞がりになって困るなどということはないでしょう。
災いがやってこないように、方々に色々気を配りながら、厄払いもして気持ちよく過ごせれば
怖がる必要はないのではないでしょうか。
スポンサーリンク
厄年の男性 前厄、後厄とは?大厄は要注意!?早生まれの場合はどうなる?
それでは次に、厄年の男性はいつ訪れるのか?また前厄や後厄とはどういうことか?
早生まれの場合はどう考えればいいのか?など、厄年の年齢について紹介していきます。
男性の厄年は、
「25歳」
「42歳」
「61歳」 の計3回あります。
この年齢のことを本厄といって、その前後の年齢のことを前厄、後厄と言います。
例えば本厄が25歳なら24歳を前厄、26歳を後厄といいます。
この前厄、後厄を含める3年間の事を、厄年と言います。
2016年の男性の厄年にあたる生まれ年を早見表で見てみましょう。
1993年(H5年)・1992年(H4年)・1991年(H3年)生まれの24・25・26歳
1976年(S51年)・1977年(S50年)・1976年(S49年)生まれの41・42・43歳
1957年(S32年)・1956年(S31年)・1955年(S30年)生まれの60・61・61歳
以上の方が2016年の厄年になります。
年齢はすべて数え年で、これは生前のお母さんのお腹の中に宿った時を0歳と考え
生まれた時を1歳とするためです。
厄年は数え年で考えるのが通常で、
数え年という考え方が1月1日の新しい年に変わった瞬間に
その年に生まれた人全員が一つ年を取るということなので、
例えば2016年の場合、1993年に生まれた女性すべてが前厄になると考えます。
よって早生まれの方の場合、学校の同級生であっても厄年が訪れるのが一年ずれるということになります。
厄年の数え方はいくつか説があり、先ほどのように1月1日を節目とするのではなく
節分を節目と考えて、その次の日の立春からの一年間と考える場合もあるようです。
また、満年齢で考えるというところもあるようなので、そのあたりは経験された方に聞くなどして
確認する方がよいでしょう。
男性の場合、3回ある厄年のうち、42歳の年を大厄といい、
一番気を付けなければならない年齢と言われています。
ちょうど、仕事上でも重要なポストに突き出したり、家庭でも子供を育てるために無理をしがちな年齢です。
いつも以上に気を配り、過ごさなければなりません。
特に大厄の時には、厄払いをすることをお勧めします。
地方によって、この大厄の時に地域のお祭りに参加をして厄払いをしたり、その年齢に該当する方が一緒に参拝し厄払いをしているところもあるようです。
また、61歳の厄年は女性と同じなので、同級会を兼ねて神社を参拝して厄払いをするという方も増えているようです。
厄年の男性、厄払いとは何か?いつ、どんなことをするの?
厄年の年齢にあたる方は、
厄払いはどうすればいいのか?
いつ、どこでどんなことをするのか?
気になるところではないでしょうか。
厄年の男性のための、厄払いについてご紹介していきましょう。
厄払いは全国各地の神社やお寺で受けられます。
先ほども述べたように、厄払いを受ける所や地域によって厄年の数え方が違う場合があるので、
事前に調べることをお勧めします。
年末頃になると、その次の厄年の該当年齢の早見表が神社やお寺に掲示されることもあるので、
確認したり直接問い合わせてみるとよいでしょう。
厄払いの時期は、年が変わってからであれば受けることが出来ます。
節分の時期にされる方も多いですが、
初詣の時に厄払いも受けることも出来ます。
神社やお寺で厄払いをするときには服装にも気を付けるようにしましょう。
華美にならないように、またカジュアルな服装もあまりよくありません。
男性ならスーツを選ぶのがいいのではないでしょうか。
合わせるネクタイもあまり派手なものは避けましょう。
祈祷をしてもらう場所には靴を脱いで上がることが多いので、靴下の裏の確認も忘れずにしておきたいところですね。
次に厄払いの手順についてご紹介します。
厄払いをしている神社やお寺に行くと、社務所などに厄払いを希望することを伝えれば
どのようにすればいいのか教えてもらえます。
受付で名前を書いて、そこで祈祷料を支払えばあとは指示に従っていれば大丈夫です。
祈祷料についても案内があるので心配はいりません。
何種類か提示されている場合も、自分の思う金額を選べば大丈夫です。
祈祷をする場所へ案内されたら私語は慎みましょう。
神主さんが太鼓をたたき、祝詞の奏上があたり、お祓いをします。
参拝者は一人ずつ榊を手に持ってお供えして、参拝するところもありますが、
詳しい方法については神主さんから説明があるのでそれに従いましょう。
祈祷が一通り終わったあと、神主さんから言葉があり、神事が終了して帰る際には
お札やお守りをいただきます。
これは神社の場合の一例ですが、お寺ではまた違った参拝方法になりますし、
神社でも違う場合もあります。
男性の厄年についてご紹介してきました。
厄年の数え方は数え年で数える場合が多いですが、
その一年の区切りは違う場合もあるので
それぞれの地域の神社やお寺などで確認するようにしましょう。
厄年の年齢になったら、いつも以上に色々と気を配って過ごして、
気持ちをスッキリとして生活するためにも厄払いをするのがお勧めです。
新年の初めに厄払いをして、気持ちよくスタートしましょう。