せっかく授かった命を失う流産、
悲しみは果てしなくとても悲しい事です。
姿はなけれど可愛い我が子、
供養はしっかりとしてあげたいのは親心です。
今回は、流産によるお子さんの供養について、
お話をしたいと思います。
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流産と供養、供養の仕方・方法は?
生まれて来る事が出来なかった子は「水子」といい、
古くは胎児だけではなく乳幼児期に亡くなったお子さんも
含めて言われていました。
「水子」という存在は戦後、
中絶が多く増えてしまった事より、
本来日本に根付いている仏教的解釈を含めて
中絶により失われた胎児の霊を弔うことから現在に至り
供養自体は近年より行われる様になった様です。
供養をしなければ何か悪さをするのか?
そんなことはありませんが、
この世に生を受けたかった小さな命と、
生まれて来て欲しかったママさんの気持ちを伝え
繋げるのが「供養」です。
キリスト教ならば教会で祈り、
仏教であればお経をあげてもらうとよいでしょう。
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流産と供養、自宅での方法は?
小さな命の供養の方法ですが、
仏壇が無いなどと色々悩まれる方もいらっしゃいます。
特別仏壇を用意する必要もなく、
基本は『忘れないでいてあげる』ということが大切です。
供養の仕方も宗派や人それぞれの考えの違い
といったこともあるので、
自分なりの供養の仕方を行うのでも間違いではありません。
例えば近所に水子地蔵がある場合には、
手を合わせたり、
お陽様に向かって手を合わせる、
そうしたことでも充分といえます。
中には可愛らしい人形や、
赤ちゃんの象徴の様なキューピーちゃんを飾り、
お水やご飯、お菓子といったものを供えたり、
声をかけてあげたりといった方法もありますが、
こうしたことも人それぞれです。
絶対これでなくてはいけない
といった決まりは一切ありません。
関東の水天宮や関西の神社やお寺は?
水子供養が出来る所はお寺や神社、
「水子供養」と出ていれば行う事が出来ます。
ただ、宗派があったりするとろこもあれば、
宗派を越えて広く受付しているところもあります。
東京で子授けで有名な水天宮では、
水子供養は行っておらず、
どちらかといえば次のチャンスにと立寄る事が多い様です。
東京では感応寺(かんのうじ)が多く、
読経供養は10,000円となっており、
手元に残っていると悲しい気持ちを引きずるということで、
エコー写真や病院からの書類などをお焚き上げも可能、
その辺りは無料で行ってくれる様です。
関西では大阪や奈良県などの方が集まる
「紫雲山 極楽寺」水子供養で有名で、
個別や合同などもあり、供養料は5,000円から。
なお、「極楽寺 千里別院」では
個別で供養料は10,000円から。
調べてみると多く出て来ますので、
ここだと思う所は電話で問い合わせてみるとよいでしょう。