秋も深まり、ハムやソーセージギフトのCMが流れてくると「お歳暮の季節かぁ~」と思いますよね。
1年の終わりに御世話になった方々へ感謝の気持ちを贈るお歳暮ですが、いったいお歳暮っていくらくらいで用意するものなの?と悩まれたことはありますせんか。
それには相手との関係に応じて変わってきます。
相場を知って、相手に失礼なく感謝の気持ちを届けたいものですね。
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会社の上司や取引先の方へはどのくらいが相場?
日頃お世話になっている上司や取引先へは特に失礼のないように気を付けたい所です。
マナーを知らないヤツって思われると後々関係が作りづらいですからね。
上司や取引先へのお歳暮の相場は結論から言ってしまうと、5000円ぐらいにするのが一般的です。
直属の上司へは心持ち高めに設定するのもいいかもしれません。
5000円ぐらいが相場といえど贈り主側の年齢によってもやや変わってきます。
20~30代なら3000~5000円が相場のようです。
それ以上の年代は5000~7000円で考えておいたらよいでしょう。
ですが、ここで気をつけたいのが、お歳暮はそのとき1年限りではないということ。
3年以上毎年贈るものなので、無理して高いものにしてしまうと、
今後もその水準を保たなくては先方に失礼になりますし、高いものは相手へも負担になります。
相場を知って適切なお歳暮選びをしましょう。
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両親や親戚へのお歳暮の相場は?
実家の両親や親戚にも5000円くらいがお歳暮の相場というところなので、贈れば問題ありません。
5000円を軸に贈り主の年齢や親戚との関係をで多少金額を増減させてもいいと思います。
例えば、20~30代で親戚に贈る場合は3000~4000円くらいでもいいでしょう。
40代以上ならやはり5000円ほどで用意するのがベターです。
または、近くに住んでいて往来も頻繁、良くお世話になっているというような親戚には5000円、
遠方に住み電話などのやり取りはあるが会うのは慶弔時くらいというのであれば3000円くらいで用意しても差し支えありません。
この辺りは、親戚との関係と会う頻度などのバランスで決めるのも良いと思います。
親戚へのお歳暮は他の人に上げるものに比べそれほど神経質になる必要はありません。
親戚や両親には金額よりも「お歳暮を贈る」ということが感謝の意を表し、真心を届けることになります。
仲人や習い事の先生にも贈りたい。相場はどれくらい?
仲人さんに贈るお歳暮の相場は、4000~5000円が相場です。
仲人さんに贈る場合に気をつけたいのが、
この相場が贈り主の年齢に関係ないということです。
家庭を築く上で大変お世話になった人、
しかし普段のお付き合いも希薄になりがちなのが仲人さんです。
だからこそ年代に関係なく相場が設定され金額にも気を使う必要があるようです。
仲人は親戚や上司が務めたという人が多いかと思います。
その際は相場が高いほうの金額でお歳暮を贈ります。
習い事の先生へのお歳暮はどうなのでしょうか。
習い事の先生には20代、30代で3000~4000円、
40代以上は4000~6000円くらいで十分です。
親戚お歳暮へと同程度もしくややや安めといった認識でいいと思います。
習い事の先生は生活への影響は大きくありませんが、
習い事続けている限り確実に顔を合わせます。
ですから高額でなくとも気持ちを伝える上でお歳暮を贈るとよりよい関係が続いていくのではないでしょうか。
注意したいのが、習い事の教室によっては、お中元やお歳暮などの心づけは受け取らないという立場のところもあります。
同じ教室に通っている生徒さんと足並みをそろえるというのもバランス感覚としては大切なところだと思います。