ここ何年か、日本では豪雪による被害がとても増えています。
ニュースで目にするだけではなく、
親戚や知人の方、会社関係の方などが
実際に大雪の被害に見舞われてしまった
という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ここでは、そんな時に相手の方に送る、
お見舞いのメールや手紙の書き方をご紹介したいと思います。
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大雪お見舞いの手紙やメールの文章はどうやって書けばいい?
大雪などの災害に遭われた方への手紙やメールは、
普通の手紙の時のように冒頭に時候の挨拶を書いたり、
自分の近況を述べたりする必要はありません。
お見舞いの言葉、
相手の方をいたわる言葉といった用件だけを書き、
追伸分なども一切加えません。
ポイントをまとめると次のようになります。
〇時候の挨拶、近況は不要。
〇励ましの言葉や、無事を祈り心配する気持ちを伝える。
〇「何か手伝えることがあれば」という助力の申し出も。
〇「重ね重ね」「重なる」など、不幸が重なることを連想させるような忌み言葉を使わない。
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大雪お見舞いの文例は?~親戚・知人宛~
それでは、次に具体的な文例を次に紹介していきます。
はじめに、ご親戚や知人の方宛にお見舞いの手紙やメールを送る場合。
先日の大寒波による大雪で
(相手のお名前)のお住まいの辺りが雪崩にあったとの報道に大変驚きました。
(相手のお名前)のお宅には、被害はございませんでしたか?そちらのご様子がわかりませんので、
お被害が最小であることを心よりお祈りするばかりです。
皆様には今しばらくご不便な生活が強いられると思いますが、
どうかご無理などされないようにお気を付け下さい。
(何か私に出来る事があればできる限りのお手伝いをしたいと思います。)
まずは、失礼ながらメールにて(書中にて)お見舞い申し上げます。
敬具
大雪お見舞いの文例は?~ビジネス向け~
では、次は取引先のお相手など、
ビジネス向けの文例をご紹介します。
株式会社 〇〇
代表取締役社長〇〇様(取引先の相手の部署・役職・お名前)
前略
先日の大雪で貴社周辺地域でも甚大な被害があったとお伺いし、
大変驚いております。
貴社ならびに関係の皆様方には、
ご無事でいらっしゃるでしょうか。
今はそちらのご様子が分かりませんので、
貴社へのお被害が最小でありますこととを心よりお祈りするばかりです。
たいへんなご事態に、ご苦労も多いとは存じますが、
無理などなされずご自愛くださいませ。
取り急ぎ(甚だ略儀ながら)、書中をもちましてお見舞い申し上げます。
早々
(自分の署名)
このように文例はありますが、一番大事なことは、
相手の方の無事を祈り、
力になりたいと願う気持ちを文章にすることだと思います。
心から心配しているあなたの気持ちは、
文面にも表れて相手の方の大きな励ましになるのではないでしょうか。